信じるということは支配されるということ
昨年亡くなった有名女優、生前台湾の占い師に3年後に死ぬと予言されたという。
ユーチューブでは、「予言が実現した」と騒いでいるが、予言が実現したというよりも、予言のとおりに誘導されたと言ったほうがよいと思う。
(1)人間は信じる対象によって支配される。
英語で信じるをあらわすbelieveの前置詞はinである。
信仰とは、信じる対象の中に入り同化することである。
ギリシャ語もロシア語も、「信じる」の前置詞は「中に」を表す。
だから、占いや迷信を信じるならば、その占いや迷信に支配されるのだ。
占いを信じる人は、その占いが述べた「未来」に支配される。
つまり、その占いのとおりに無意識のうちに自分がなっていく。
だから、占いを信じる人は最後に占いの奴隷になる。
自由にものを計画できず、悲観的な占いが出ると、それに縛られて身動きがとれなくなる。
暗示にかかって悲観的な結末に向かって進む。
(2)今の人口爆発論も一種の占いである。
悲観的なデータを示して、人間が多すぎるという。
「あと○年で100億人を突破。資源がもうない。」と。
全部嘘。 神は人間に「生めよ。増えよ。地を満たせ」と命令された。
「地を満たせ」つまり「どの地上にも人間が住むようになれ」と。
今、地球の全人口を北海道に移住させても土地があまる程度の人口しかない。
まだまだ地球はスカスカなのだ。
まだまだ人間は増えなければならない。
「でも、食糧危機になるのでは?」
大丈夫。
神はご自身で命令しておいて、あとは知らないよ、というような方ではない。
必ず資源や食糧など必要なものは与えられる。
地球にはそれだけキャパシティがあるし、また、常温核融合技術が普及すれば、エネルギー問題はすぐに解決する。
メディアは、人口を減らしたがっているグローバリストの手に握られているから、我々は人間が多すぎる、資源が足りなくなるという恐れを抱いている。
メディアを信じるならば、メディアと同化し、それに支配されるのだ。
地球の未来を暗く描くメディアを信じると未来は暗くなる。
しかし、聖書が描く明るい未来を信じるならば、世界のこれからは明るくなる。
我々は、信じる前に、一歩距離を置いて、十分に相手を調べるべきだ。
占いにしても、悲観的未来予測にしても、自分を信じさせようとする詐欺師は90%の真実を言う。
でたらめを言ったら信用してもらえないからだ。
信用させて、同化させたら、今度は支配に入る。
占いの背後に働くサタンは、信用を勝ち取ろうと必死になる。
支配されないためには、信じないことだ。
2009年3月8日
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