イルミナティの計画を前提としないであの不可解な戦争は理解できない
最近とくに感じるのは、イルミナティは、自分がやったことを人の責任にして、間違った方向に全体を向かわせるという方法を一貫してとっているということだ。
大恐慌はだいたい、日本のバブルと同様に金を市場のキャパシティを越えて流して、急速にそれをストップすることによっておきる。
問題は、実体のない紙幣を大量に流通させたことによるのだが、結局、市場原理が悪いということになった。
市場の暴走が引き起こしたと。
私の高校時代の教科書では、「市場原理に従わないソ連は恐慌の影響を受けなかった」とあった。
このような恐慌を防ぐには、ソ連のように市場をコントロールする以外にはないと。
今回も証券業界の規制強化が必要だという。またもや市場に罪が着せられた。
つまり、マッチポンプなのだ。自分で火をつけておいて、自分で消化する。そして本当の責任は別のところにあると罪をなすりつける。
まさにサタンがやりそうなことだ。
やつらはこうやって我々の自由を束縛するために仕掛けてきている。
私は、第二次世界大戦で、日本がその悪者に仕立てられたと考えている。
まったく日本は悪くなかったというわけではない。
エデンの園においてと同様に、だまされるほうも悪い。
しかし、誘惑したほうはもっと悪い。
考えてみると不思議なことが多い。
大陸進出は、日本政府のコントロール外で起こった。
石原莞爾が独断専行で侵略を行った。
原爆投下の正当化に使われているバターン死の行進も、一部の士官の暴走でおきている。
現地の指導的立場にあった辻政信中佐は「この戦争は人種間戦争である」として、「アメリカ人兵士は白人であるから処刑、フィリピン人兵士は裏切り者だから同じく処刑しろ」と部隊に扇動しており、独断で「大本営から」のものとする捕虜の処刑命令を出していた。(Wiki 「バターン死の行進」)
対米戦争も、海軍の第一委員会の石川信吾海軍少将を中心とした一部の士官の暴走が根底にあった。良識ある人々は、ずるずると引き込まれていった。
http://blog.goo.ne.jp/oceandou/e/feacfd1671ddb7620409c8ffbd60b933
この暴走を正当化するために、彼らは伏見宮という皇族をかつぎあげた。軍令部の主要部を対米強硬派で固め、石油の禁輸措置がとられたら南仏に進駐するという計画も立てた。南仏進駐すれば、利権を持つ米国ウォール街を刺激する。
米国を怒らせ対立を激化するようにお膳立てをして、しかも、見事に真珠湾という底の浅い港湾を攻撃し、態勢をすぐに立て直せるような攻撃地点を選択し、ミッドウェー海戦なる愚作をあえてとり、先鋭部隊を壊滅させることまでした。
あの破局的戦争は、一部の極端な思想の持ち主によって強引に引き起こされた戦争であった。
あたかも米国側と何かの取引があるかのようだ。
表面的に見れば日本が米国を侵略したかのように映るが、実際は逆だ。米国が日本侵略を画策したということだ。
じゃなければ、米国は無条件降伏などつきつけてこないだろう。結局、日本を覇権下において、太平洋を米国の支配に完全に置くという計画だったのだ。
敗戦の結果、悪いのは日本で米国は正義の味方になった。
全部逆転が起きた。もう一度考えなおそう。本当に日本政府に世界侵略なる構想があったのか。逆じゃないのかと。
陰謀史観なしではこの一連の流れは解明できない。
共産主義世界革命、世界統一政府樹立というイルミナティの計画を前提としないでこの不可解な戦争を理解することはできない。
2010年3月11日
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