これまで、日本にとって第二次世界大戦とは何だったのか、疑問だった。
しかし、私は、蘇民将来との関係で考えると、あの戦争を契約という観点で見なければならないと思う。
蘇民将来の物語は、出エジプトと似ている。
茅の輪を腰に付けると厄払いができると武塔神に告げられ、そのとおりにしたところ、蘇民将来の家だけ疫病から逃れられたという。
この茅の輪(ちのわ)、おそらく血の輪だろう。
神社ではこの物語を記念して茅の輪くぐりという厄払いの儀式がある。
それが鳥居にくくりつけて、その中を通るのだ。
岡山の安仁神社では、「蘇民将来」と3回唱えながらくぐるという。
別名「夏越しの祭り」といって、安仁神社の縁日に当たる日に開催される。氏子総代の人々が茅(かや)を束ねて作った大きな輪を「蘇民将来、蘇民将来、蘇民将来」と唱えながら三回くぐり抜けることで暑い夏の間、病気にならないよう願う民間信仰から始まった。神社の創立は不詳だが「続日本後紀」に『安仁神預名神焉(あにのかみみょうじんにあづかる)』と記載がある歴史のある神社だ。
http://www.bocco.ne.jp/sightseeing/setonaikai_dw/event.html
血の門をくぐるということ。
まさに、出エジプトのイスラエルと同じだ。
これで日本人がイスラエルの子孫であると分かるだろう。
つまり契約の民の子孫だったのだ。
おそらく日本は、あの戦争でモーセだったのだろう。
列強の支配の中からアジアを救うために立ち上がった。
実際、現在でも東南アジアでは、独立は日本のおかげだと考える国がある。
http://www.millnm.net/qanda3/71KZkumwirOyo45805.htm
しかし、モーセがイスラエルを救おうと立ち上がったのに、図らずも人を殺してしまった。いじめられていたイスラエル人を救うために、エジプト人の見張りを殺してしまった。
同じように、日本も、逆にアジア人を殺すはめになった。
しかし、南京で30万人とか、中国で1千万人というのはないだろう。
ただ、ゲリラ戦で、民間人が巻き込まれたり、日本兵の中のヤクザ的な人間が調子に乗って残虐行為をしたということはあっただろう。
米国、中国、左翼や売国の人々が、戦後、日本人のセルフイメージを落とすようなことを意図的にやってきたのは、日本占領のためだ。
昔、イスラエルを取り囲む国々は、神の民を取り囲むサタンの霊を象徴していた。
ペリシテ人やらエジプト人などの周辺の民は、イスラエルが失敗すると高笑いして喜んだ。
日本とこれらの国々や人々との関係はそういうものではないかと思う。
「神の民の失敗を喜ぶ悪霊」を象徴していると。
今でもこと日本ということになると、世界のマスコミは異常に歪んだ報道をする。
日本をネタに嘘八百が許されるような。
だから、インターネットが普及する前に日本の情報は正しく伝わっていなかった。
スポーツの世界でも、日本が勝ち出すととたんにルールが変更になる。
どうしてこうも日本だけターゲットになるのか。
契約の民だからだ。
日本が復活して勢いを増すことを恐れている霊がいる。
モーセは一度失敗をして荒野で失意の時を過ごした。
しかし、燃える柴のところで、神と出会い、再びイスラエルの解放のために立ち上がる。
完全に自信をなくしていたが、しかし、自信は本当の神の働きにとっては邪魔になるのだ。
「私にはできません」というくらいでないと本当の働きはできない。
神はここまでモーセを落とされた。
もしかして、日本は、モーセと同じように、世界を奴隷化する人々から解放するためにもう一度立ち上がるのか。
そういう使命を帯びているのか。
時間とともに次第に明らかになってくると思うのだ。