証人を刑罰の実行に加わえるべきだ
今の裁判に欠陥があるのは、証人が刑罰の実行に加わらないからである。
聖書では、証人がまず石を投げなければならなかった。
「死刑に処するには、まず証人たちが手を下し、ついで、民がみな、手を下さなければならない。こうしてあなたがたのうちから悪を除き去りなさい。」(申命記17・7)
これは、偽証を予防する最も効果的な手段である。
今の法律では、偽証によって誰かを罪に陥れることは容易である。しかし、もし聖書のとおりに証人も処刑や刑罰に参加しなければならないという規定があれば、証言は慎重になる。
だから、古代イスラエルにおいて、実際の処刑の数は、この証人の規定によって制限されていたのではないか、と思う。
2006年11月24日
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