GHQによって基盤から破壊された戦後日本2
考えてみると、GHQのやろうとしたことは、教育勅語の廃止に伴う聖書的キリスト教の影響の日本人からの根絶だった。彼らが代わりに与えたのが、いのちのことば社が代表する福音派だった。ウェストコットとホートの理論による聖書、新改訳、口語訳。Textus Receptusに基づく明治元訳はこれらの聖書に取って代わられた。
それと同時に、プレ・ミレ終末論。クリスチャンには、世界を統治する可能性がない、と。
この世はサタンが支配しているから、あきらめろと。
これらの流れを考えてほしい。ウェストコットとホートは、幽霊会と使徒という2つのグループを通して世界統一政府論者と関係していた。ホートがプレ・ミレを支持していた記録がある。
つまり、GHQが導入したかったのは、「世界統一政府ができるから、クリスチャンが何をやっても無駄だ。まもなく終末が来る。だから、キリストの再臨を待て。この世を変えようと思うな」という思想だ。
これはすなわち、「日本人よ。我々の計画、すなわち、バベルの塔建設の邪魔をするなよ。」ということだ。このためには、アメリカは良い勢力で旧日本は悪い勢力という図式を作らねばならない。
思想の塗りなおしが行われた。
教科書に墨が塗られた。世界最大の虐殺をやったアメリカが正義の味方で、日本は悪の帝国として描かれた。やってもいない1000万人から3000万人の大虐殺を捏造されて。
全部、世界統一政府建設のための道ならしだ。日本人の牙を抜いて腑抜けにすること。そのために、道徳を破壊された。
クリスチャンが祈って彼らの計画を妨害することのないように、終末論を変えた。このプレ・ミレ終末論、実はイエズス会のラクンザという人間が作った。
イルミナティのアダム・ヴァイスハウプトもイエズス会出身。イエズス会は、グノーシス秘密結社出身者イグナチウス・デ・ロヨラによる組織。つまり、グノーシス的救世主(知識)による世界統一政府の樹立だ。
2010年5月2日
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