<S様>
２月７日の学習交流会のビデオを見てみました。

tomi師も書いていましたが、池袋（とくに西口）はほとんどチ
ャイナタウンのような様相だと言っています。

（新）大久保近辺は朝鮮半島系が多く、次いで中国人も多いで
すね。
元々、新宿区は韓国系のキリスト教会が多いのですがこの辺り
は別格です。

輿水氏は宗教団体組織が嫌いらしいですが、個人的に天皇崇拝
を表明していましたし信仰心も有るようです。

宗教に限らず、組織というものはおかしな方向に行きやすいの
で怪しいキリスト教会・教団に所属するよりも神様と聖書にダ
イレクトに繋がる信仰スタイルのほうが良いのかもしれません
。
一旦外に出て冷静になると、内部にいた時には分からなかった
事がよくわかるものです。

アメリカの大手（笑）キリスト教会（界）や指導者たちの堕落
ぶりを見るにつけ痛感します。

<tomi>
そうですね。
とくに日本人は、個人崇拝する傾向が強いように思います。

現時点で、団体や組織で、聖書的なものは絶滅してしまったと見てよいと思います。

これは、昨日今日の話ではなく、200年の長い過程でおきたことで、簡単には元に戻らないようです。

しかし、HPを見ますと、神の力を信じて、悪魔に対して対決するというスタンスを取るページもいくらか見えます。

すばらしい傾向だと思います。

私たちは、本当に弱い者です。簡単に騙されます。

とくにまじめに正義や真理を求める人々に対して有効な道を示してあげられる組織や団体がキリスト教界にはないので、若者が新興宗教に走っているのではないかと思います。

簡単に教祖を信じてついていくと、恐ろしいことになります。

まず歴史とか教理とかについて正統的と呼ばれるものをじっくり学んで結論を拙速に出さないようにしないと見分けがつきません。

私は、かなり時間をかけて一から考え直しをしてきました。

大学や学界はだてに専門家を養成していないので、彼らの議論には一目置く必要があると思います。

そして、正統的なものは、やはりそのように呼ばれる価値があります。

だから、教理の場合、「私がはじめて編み出した○○」なんてものは、ほとんどの場合、誤謬であり異端です。

実際、ラッシュドゥーニーやゲイリー・ノースなどの教えは、彼らが独自に編み出したものではなく、教会史の中でかつて存在し、しかも、正統的、主流的なものの復活でしかありません。

オーバン・アヴェニュー神学のようなかつて存在もしなかったような教えは、警戒をする必要があると思います。

今の福音派の教えは、ほとんどすべて、リベラル神学とディスペンセーショナリズムの影響のもとで作り出された誤謬に汚染されています。

これまで20年くらい同じことを繰り返して伝えたにもかかわらず、私の身近にいる福音派の大多数は、いまだに旧い「クリスチャンは世俗の問題、政治や経済などを独自に考える必要はない。あれは穢れた世界の話だ」というような聖俗二元論を捨てません。

どんなに証拠聖句を挙げて論証しても無駄です。それだけ洗脳が深いということです。

米国では、インターネットの世界を少し見ただけで、ディスペンセーショナリズムに対する批判は無数に出てきますが、日本ではまだわずかです。

ポスト・ミレを取る人々は非常に少なく、たとえ取っても、フルプレテリズムのような異端に流されていきます。

みな結論を出すのが早すぎる。じっくり考えて、落ち着いて聖書を読み直し、「本当に聖書は大患難がこれから来ると言っているだろうか」と検討する必要があります。

教会は、間違った意見によって力を失っている。もし悪魔と対決し、勝利できる、というポジティブな終末論を採用するならば、教会は驚くべき力と祝福を受けるはずです。

それから汚染の程度が深刻なのは、進化論です。

ほとんどすべてのクリスチャンが進化論の思考パターンから逃れられていません。

6日創造説を言うと、「え〜！そんな馬鹿な！」という反応しか返ってきません。

進化論を否定し、創造説を信じたら、6日創造説しか選択の余地はありません。

進化論は、生物の成り立ちは試行錯誤によると考えます。

試行錯誤というと何か人格的なものを連想しますが、進化論者は偶然の積み重ねという非人格を動因としますので、この言葉はふさわしくないように思いますが、実際のところ自然界は生物を誕生させ現在の姿にするのに、適者生存の原理で説明します。環境に適したDNAを持つものが生き残り、それ以外は消えたと。

しかし、適者生存説は、大きな進化については説明できても、光合成の化学反応の一つ一つの成立などの小さな進化については説明できません。

光合成のシステムができあがる10億年もの長い間、光合成を担う器官はいかなる「生存に寄与する形質」を持たないのですから、適者生存の原理の恩恵を受けません。

つまり、不完全な光合成を担当する器官は、生存に貢献する物質を生み出せないのですから、優位性を獲得できない。ならば、生き残ることはできないはずです。

すなわち、光合成のシステムは最初から完成された形で突然存在しない限り、無意味なのです。

突然一挙に完成された光合成のシステムが誕生することは絶対に期待できません。この進化論の決定的な欠陥は、進化論者自身知っています。

だから、もはや進化論は死に体であり、このような理論に対してクリスチャンは、いっさいの敬意も払うべきではなく、そのような思想のいかなる部分も思考の中に入れてはならない。

しかし、クリスチャンは創造が何か試行錯誤によって長期にわたり進展したと考えている。

神は時間を超越しておられるので、一瞬のうちに全被造物を創造できるのです。

時間と空間という名のこの世界のOSは神によって設定されたのですから、神がそれにとらわれることはない。

それゆえ、聖書が述べるとおりに世界は六日で創造されたと信じるべきです。

聖書がそう言っているのであれば、それにいかなる疑問符もつけてはならない。それは、クリスチャンにとって基本中の基本です。

こういう基本的なところでミスを犯しているから、力がないのです。

<S様>
日本にいろいろな外国の人達が集まってくるのは、ある意味地
の御国の型なのではないでしょうか。

ゴッドブレスされて作られたはずのアメリカのゴッドがいつの
間にかすりかえられて、人種のるつぼが地の御国の型ではなく
なった証のように感じるのですが。

<tomi>
私もそう思います。

御国は、あらゆる人種、あらゆる言語の人々の集合体ですから、日本が次第にそのようになることもあるでしょう。

ただ、移民の受け入れは、慎重にしないと、犯罪の増加に悩まされつつあるEUの二の舞になります。

アメリカは、イルミナティの巧みな策略によって、建国の頃からサタンに侵されていました。

これまで隠密裏にいろんな悪巧みをしてきましたが、今インターネットを通じて暴露されつつあります。

バベルの塔は必ず完成直前に崩壊します。

今がその時になるよう祈らねばと思います。

2009年2月10日