世界は破局に向かっているのではなく、完成に向かっている6
我々は狼の真中にいる羊である。
油断し、心に隙を作れば、すぐによってたかって食われてしまう。
不信仰や心配や疑いは、心の隙である。
神、キリスト、聖書などについて、疑いが少しでもあれば、その隙間めがけてサタンは疑いの火の矢を打ち込んでくる。
それが心に刺さると、心は燃え上がり、疑いで頭がパニックになる。絶望の淵に落とされる。
だから、我々は完全防備しなければならないのだ。
神と聖書に対する絶対的な信仰を持つ以外に、正常な精神を保つことはできない。
ノンクリスチャンや、戦闘意欲を失いすでにボケボケになっているクリスチャンならば、サタンは甘やかしているから、不信仰でも正常な生活を送らせてくれるだろう。
しかし、本気で戦おうとするクリスチャンに対して、サタンは攻撃の手を緩めない。
サタンは、彼(または彼女)を疑いの地獄に落とし、破滅させ、ノンクリスチャンやボケボケのクリスチャンにしてしまおうとするだろう。
戦いの中に身を投じたクリスチャンにとって、油断は一切許されない。
戦いを意識しないクリスチャンと、戦いを意識するクリスチャンの間には、天と地の差がある。
御国のための戦いに参加したと同時に、サタンの明らかな攻撃に遭う。それは熾烈なものである。
だから、クリスチャンでありながら、サタンを意識しない人がいるならば、私は、その人を疑う。
「サタンなんて実在するの?」とか、「サタンは聖書の時代のものでしょう?」なんて言っているクリスチャンを信用しない。
そんなボケたこと言っているのは、戦っていないからだ。
妥協せずに戦いなさい!
そうすれば、敵の姿がはっきりとする。明らかに攻撃されているのが分かる。
このまま、「彼」の牧場で飼いならされて地獄に送り込まれるのがよいか、それとも、「彼」の牧場から出て、「彼」と戦い、キリストとともに勝利することを選ぶか?
このHPを読んで、理解し、共感できる人は、まだそれほど「彼」の毒にやられていない。
しかし、理解し、共感するだけではだめなのだ。
本当に毒を抜いて、覚醒し、「彼」に反旗を翻さなければ。
我々のミニストリに対して、献金を含む様々な支援をしてくださる方々は、神の戦士である。
この戦いは、勝利以外にあり得ない戦いである。
勝利はすでに決定している。
なぜならば、キリストはすでに世を征服されたから(ヨハネ16・33)。
我々の使命は、すでに征服された陣地の中でゲリラ戦をしている敗残兵を掃討することである。
サタンの最大の作戦は、仲間割れである。
「彼」は、我々が互いに憎み、いがみ、分裂することを願っている。
分断作戦こそ、「彼」の最大の作戦である。
御国建設を祈る家庭祈祷会や家庭礼拝を開くことを計画してみよう。
必ずといってよいほど、仲間割れが始まるから。
家族のあるメンバーのちょっとした仕草だの、言葉だのが気になって、反目が始まるだろう。
一旦口論が始まると、火に油を注ぐことを「彼」は仕掛けるだろう。
祈祷会どころではなくなるのだ。
これが彼の常套手段である。
我々のミニストリは、実に多種多様な攻撃に遭ってきた。
だから、神の戦いがどのようなものであるかある程度理解している。
しかし、歴代のクリスチャン兵士のそれと比べればまだまだだろう。
神は、我々を百戦錬磨の兵士にしようとしているのである。
この地上に生を与えられているからには、神の兵士として立派に戦い抜かねばもったいない。
御国の兵士として一生を使わずに、自分のかけがえのない人生を費やすのはもったいない。
天国に行けば苦しむことはできないのである。
この地上においてしか、神のために苦しむことはできない。
妥協を止めて霊の剣を取ってほしい。
そして、我々の戦いに参加してほしい。
2005年11月28日
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