オバマへのノーベル平和賞授与は倒錯の産物だ
ノーベル平和賞はまた権威を失った。
パキスタンで新しい戦争を始めた人間を褒め称えたからだ。
アメリカは、戦争屋である。それは、ブッシュの頃から変わっていない。もし本当に平和賞に値するなら、ブッシュ元大統領を裁かねばならない。
しかし、オバマは何もしていない。いやむしろ、アフガンでの戦争を激化させ、イランへの脅迫をやめていない。
2百万人の戦争難民を出しているパキスタン人と、アメリカのせいで毎日死亡者を出し、麻薬の栽培を強制されているアフガン人はノーベル賞委員会を笑っている。
「あなたがたの目は節穴ですか」と。
ブッシュの政策はなんら変わっていない。イラクは占領されたままだ。グアンタナモ拷問刑務所は、活動をやめていない。
暗殺は日々実行され、米国民へのスパイ活動は継続している。市民の権利は「テロとの戦争」の名目で侵され続けている。
ノーベル委員会は、オバマが西洋人による有色人種への差別を撤廃してくれるという幻想を抱いている。
言葉しか見ていないからだ。行動を見なさい。彼の行動原理は一貫して「戦争は平和である」だ。
オバマ政権はパレスチナ当局に賄賂と恫喝を同時に加え続けている。
ガザ地区の無抵抗の住民に対するイスラエル軍による非人道的な軍事攻撃を隠蔽するためだ。
http://www.informationclearinghouse.info/article23681.htm
オバマへのノーベル平和賞授与は、アメリカ及びイスラエルの中東における軍事行動を支援するシオニスト・イルミナティの国際世論形成をバックアップするためであるとしか私には思えない。
2009年10月10日
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