燃え上がろうとするストーブに水をかけてどうする?
現代人は、よくもここまでマルクスにだまされたものだと思う。
「贅沢税によって金持ちから奪え!」
洋の東西を問わず現代の様々な政府はこれを実行してきた。
「あいつら金を儲けてウハウハ生活してやがる。」と金持ちに対して低俗なねたみ、やっかみを燃やし、それを累進課税制度として法制化してきた。
それによって、実は自分の首をしめていることに気づかない。
あまりのねたみによって、「人を呪わば、穴二つ」という格言を忘れてしまった。
金持ちを罰することは、燃えているストーブに水をかけるのと同じである。
部屋全体を暖かくしたいなら、賢い人は、ストーブに燃料を与える。
日本という国の経済を活性化したいなら、儲かっているところに投資することである。
株式市場では、儲かっている会社、業績が好調な会社に資金が集まる。燃えているストーブにさらに燃料が集まる仕組みである。
しかし、国の政治は、その逆をやっている。燃え盛るストーブに水をかけているのである。
創意工夫して、新技術を開発し、儲かりはじめ、これから投資した分を回収し、さらに利益を上げようとしている会社に「おまえ、儲かっているみたいだな。じゃあ、これだけ出せ。」と課税を強化する。
利益率を上げるために安くておいしい新ビールを開発したビール会社に課税して努力を水泡に帰した馬鹿な連中。
日本の足を引っ張っているのは、こういった「とんちんかん」な政治家・役人である。
彼らは、マルクスの弟子、ねたみを正当化する根性の腐った連中である。
共産党とか社民党とかだけじゃない。
自民党自身マルクス主義に汚染されているのである。
2006年5月28日
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