第29代航空幕僚長田母神俊雄氏の論文について
氏は、論文「日本は侵略国家であったのか」によって事実上解任された。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
テレビ・ラジオは、氏の論文を「何でもコミンテルンのせいにする稚拙な陰謀史観で問題だ」と評しているが、これが今の日本のレベルだ。
いかに戦後教育が米国によって蹂躙され、マインドコントロールされてきたか。
実際に歴史を見れば、コミンテルンの一貫した計画があったことは明らかだ。
表面だけを見てはわからない。
当時、日本を取り巻く状況は、「世界共産主義革命」のそれであった。
共産主義による世界への猛攻撃があった。
この大きな流れの中に日本が翻弄されたというのが正しい見方である。
こういう見方ができるまでには、まだ時間がかかるだろう。
しかし、日本人が本当のアイデンティティを確立するには、絶対にこの背景を理解する必要がある。
今のマスコミや政府関係者は、共産主義者と対峙することを避けている。中には、敵側に立って、日本人に原罪意識を植え付けようとするものすらある。
アメリカ議会ロビー活動やユーチューブなどの世界世論を誘導している人々が、今でも共産主義者であることをどのように見るのだろうか?
氏は、ある意味で、新しい日本の世論を作るために切り込み隊長として用いられたのだろう。
しかし、真理は常に尊い。だから、氏の犠牲は必ずいつの日か報われるだろう。
2008年11月8日
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