よく韓国のクリスチャンが「日本人の信仰は頭の信仰だ。勉強をよくして知識は持っているが･･･」と批判する。

私は、そうは思わない。

日本人のクリスチャンは、「愚民化政策によって正しい知識から隔離されてきた」と思う。

「カルヴァン主義はユダヤ教に行き着く」など、まさに教理についても、教会史について、基本的な知識を欠いていることを示している。

これは、信徒だけではない。日本の神学校で、まともな教育が本当に行われているのかと疑いたくなるような教職者をたくさん見てきた。

キリスト教の立場からサイトを開き、一つのミニストリをしているならば、これらのレベルの知識は必須である。

カルヴァン主義をユダヤ教と勘違いしたり、カルヴァン主義がユダヤ教に行き着くなどという誤解は、正直言って「引く」。高校の教科書レベルの知識もないからだ。

倫理社会や世界史の中にきちんとカルヴァンのことは説明されている。そして、教理的な違いも。

我々のサイトでは、読者はこのような基礎的な知識を備えているという前提で情報を提供しているから、いちいち復習はしない。

日本のクリスチャンをこのような教理音痴、教会史音痴にしたのは、ある意図があると思う。

よくメッセージにおいて「勉強すると暗くなります。賛美しましょう！祈りましょう！」というような勧め。

完全に悪魔の惑わしである。

「聖書を学ぶべきではない」？？？

「御言葉について知る必要はない」？？？

このような教えを説いている牧師がいたら、離れたほうがいい。

背後に、クリスチャンを御言葉から引き離し、こちらの考えに洗脳しようという野心を持った霊がいるのは明らかだからだ。

2009年5月17日