英米の世界戦略はなぜサタン的なのか?


佐々木敏氏が、「テロの幻の幻〜週刊アカシックレコード050731」で述べておられるが、先日のロンドンテロは、あるBBSのテレビ番組と関係しているという。

「イスラム原理主義過激派の世界的なテロリスト組織のネットワーク「アルカイダ」は存在せず、それを倒すための、米国政府(ブッシュ現政権)の言う「テロとの戦い」はすべて幻想である………このように断定する「過激な」史実検証番組が、05年1月18〜20日、3夜連続で英BBC(BBC2)から放送された。」

それは、「『The Power of Nightmares』(I: Baby It's Cold Outside、II: The Phantom Victory、III: The Shadows In The Cave)という3回シリーズで、05年4月17日、英国のアカデミー賞とも言うべき the British Academy of Film and Television Arts (BAFTA)でシリーズドキュメンタリー部門賞を受賞した(British Academy Television Awards Press Release, 14 April 2005 < http://www.bafta.org/site/page11.html > < http://www.bafta.org/site/webdav/shared/import/press_releases/pr_170405_1.pdf > )」そうである。

日本では、「NHK-BS1で05年6月5日に『“テロとの戦い”の真相』((1)イスラム過激派とアメリカネオコン、(2)アフガン戦争 幻の勝利、(3)幻のテロ組織を追って)という題で3本まとめて放送され、6月25日にも再放送された(NHK Web 05年6月5日「今週の主な番組」 < http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0605.html#20050605008 > )。


今回のテロは、この番組によってアメリカ主導の対テロ戦争を疑問視する方向に傾いた世論をもう一度もとに戻すために行われた官製テロであろう。

佐々木氏は、日本のマスコミにもイギリスの二の舞にならないように警告しておられる。

「上記BBC番組の日本語版を担当したNHKスタッフの方々はもうお気付きだろうが、もしNHKが「アルカイダの脅威は虚構だ」と立証する番組を放送して高い評価を得れば、たぶん日本国内でもロンドンで起きたようなテロが起きる(証拠の有無は問題ではない。関連性を示す証拠がなくても、NHKが日英のテロの関連性を疑えば「関連がある」ことになるのだ)。

そして、それが起きた瞬間から日本でも「テロとの戦い≠ヘ幻想」と主張するTV番組こそすべて幻想となる。だから、もはや米国とその同盟国の国民には「テロとの戦い」を現実のものとして、(たとえ言葉だけでも)それを支持し続ける以外に道はない。

だから日本のTV局の皆さん、人の命が大事だと思うなら、安っぽい正義感に駆られて、軽々しく超大国の国家戦略を否定するような、思い上がった番組を放送するのは、どうかやめて頂きたい。やめれば日本は安全だ。」

今の英米の政府は、国家戦略のためならテロを起こし、自国民を犠牲にすることなどなんとも思っていない。

私は、このような異常な行動の背後に、サタンとの契約があると考える。

スカル・アンド・ボーンズの入会儀式において、会員は棺おけに寝かされて「墓」に入る。

これは恐らく「すべてを捨てて、悪魔に従うことを約束するための儀式」なのだろう。

原爆製造と投下の実質的な決定者ヘンリー・スティムソンも、911事件の実質的な実行者ブッシュ大統領もこの儀式を体験した。

CIAは、この儀式を経験した人々の人脈で成立している。

このような背景を考慮せずに、英米の世界戦略のサタン性を理解することは不可能である。

 

 

2005年7月31日

 

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