ポルノや性区別撤廃を通じてサタンは家族の弱体化を狙っている
(1)
「自分は誰かの呪いの祈りによって攻撃されている」と言う人がいる。
しかし、クリスチャンを呪うことのできる人は一人もいない。
バラクがバラムという偽預言者にイスラエルを呪えと命令したが、バラムは「神の守りがあるので、呪えません。」と言った。
我々は、神の契約の中にいる限りにおいて、守りがあるので、呪われることは絶対にない。
どこかで我々の滅亡を祈っている人間がいたとしても、絶対に効き目はない。
しかし、それでも、我々は呪われることがある。我々に呪いが届くことがある。
それは、自分が罪を犯した場合である。
サタンは、バラムを通じて呪っても効果がないので、イスラエルに罪を犯させた。
イスラエルの中に姦淫をはびこらせたのである。
イスラエル人が罪を犯しはじめると、とたんに呪いが入った。人々に災いが降りかかった。
新約時代におけるイスラエルであるクリスチャンも同じである。
外部からの呪いには強いが、自分の罪によって引き起こされる呪いには弱い。
(2)
世界にはびこるポルノの誘惑は、家庭の崩壊を画策するサタンの罠である。
真の統治者としての使命を帯びている家庭、家族を弱体化させ、国家に権力を集中させ、そこから国を専制支配する体制を作ることがサタンのねらいである。
国家のトップに憑依すれば、国全体を支配できる。北朝鮮のように。
ポルノは、支配の横領を狙う者の戦略であることを自覚すべきである。
(3)
アメリカの学生寮において、男女のすみわけの区別が次々と撤廃されてきたという。
最初は寮棟の区別が、次に階の区別が・・・。そして、ルーム・シェアで、男女が共同生活している場合もあるという。
こういった区別の撤廃には、明らかな意図があると、指摘する人がいる。
それはやはり、家族の崩壊である。
国家主義者のこのような戦略について、「それは偶然でしょう。」というなかれ。
事実、ソヴェトや東欧社会主義国の革命初期において、家族制度に代わる制度が実験で作り出された。
家族が互いにスパイをし、国に肉親や子供を売り渡すことが奨励された。
社会主義国において、性的な道徳は崩壊した。
キリストの御国は、家族の強化を通じて進む。
サタンにとって、安定した家族は支配のライバルである。
不倫やポルノ、性区別撤廃を通じて、家族の垣根を取り去り、それをバラバラにし、人々の相互の絆を断ち切り、アトム化すること。
こうしてライバルをつぶし、国家に権力を集中すること。
これこそサタンの狙いである。
2006年8月15日
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