我々が蒔いた種は我々が刈り取らねばならない


今回の通り魔事件を見て、「若者は迷走している」と感じた。

ネットの書き込みには彼を神聖視する人間すらいる。

「加藤の行動を見て、自分にもできると思った。勇気が湧いてきた。」なんていう人間もいる。

おいおい、人を殺してはならない、という最低限の道徳すら欠如しているのか。後ろを向いている無防備な人間を突然襲う卑劣な行為に勇気も糞もあるか。

進化論によって神も普遍的倫理も消去され、俗悪な情報に無制限に接触でき、俗悪な殺人ゲームなどに触れて、まともな精神が育つわけがない。

我々大人が神を拒み、普遍的道徳を拒み、俗悪な情報を取り締まらず、野放しにし、無神論教育を許容したつけは必ずこういった鬼子によって報いられる。

「どうしてこんな人間が育ったのか?」なんて驚くな。

我々が蒔いた種は我々が刈り取らねばならない。

 

 

2008年6月14日

 

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