日本人には離散ユダヤ人とアラブ人のために祈る使命がある


ロスチャイルドやロックフェラーは、ユダヤ系である。

ユダヤ系の人々の大きな欠点は、「身内以外人間と思わない」的な部分があるということだ。

19世紀ロシア・ウクライナにおけるユダヤ人ポグロム(迫害)に関する資料集を読んでこのことを感じた。

当時ユダヤ人は飲み屋や酒屋を経営することが多かった。

彼らがロシア人から憎まれたのは、一つに、ロシア人がどんなにアル中になり、廃人になっても気に留めず、いい金づると考えて、飲ませ続けたからだ。

また、ユダヤ人は、律法において、同朋に金を貸した場合に利息を取ることを禁止されていたが、異邦人からは取ってよかった。そのため、悪徳高利貸しの汚名を着せられていた。

彼らは商売や工業のあらゆる分野において、一番利益の出るところを占領した。


70年代の初めにすでに、ユダヤ人がロシア経済において果たしていた役割は顕著であった。南西部地方において、ユダヤ人が全人口にしめる割合は、約15パーセントであり、その地方の全領地の6分の1がユダヤ人によって賃貸借利用されており、27の砂糖工場(これは地方の4分の1にあたる)を有し、年間6百万ルーブル以上の取引高を誇っていた。564の葡萄酒醸造所うち500、148のビール醸造所のうち119、6338の製粉所のうち5700、がユダヤ人の所有であった。その他様々な工業施設のうち527、小売店のうち15000、酒類販売店のうち19000がユダヤ人のものであった。ユダヤ人が所有する全産業施設の生産高は、1年に7千万ルーブルに達した。その他、海外への木材及びパンの輸出業、国の請負業務、郵便局の運営などは、この地方のユダヤ人の独占であった。
(ロシア反ユダヤ主義ポグロム史資料集第2巻)

異邦人に対する無思慮への反感と、その卓越した能力に対する妬みやっかみが迫害の原因であった。

たしかに、そういう憎まれる要素はあるにはあるが、しかし、我々クリスチャンが注意しなければならないのは、彼らは「腐っても契約の民」だということだ。

彼らはパウロが言うように「先祖のゆえに神に愛されている国民」である。

そして、聖書に「イスラエルはみな救われる」という約束がある以上、彼らを悪の手先として憎むべきではない。

ロスチャイルドやロックフェラーは騙されているのである。

彼らは、悪魔に選ばれ、力による世界制服を目指すように仕向けられたのだ。

現在、彼らが持つ契約の民としての祝福と能力が悪魔によって利用されているのである。

だから、我々は、彼らを愛して、彼らが悪魔から解放されるよう祈らねばならない。

日本人がなぜ中田重治の時代から、イスラエルのために祈ってきたのだろうか。

それは、同族だからだ。

おそらく、日本人は、救いを受けた契約の民の子孫であろう。

ロスチャイルドやロックフェラーの先祖は、紀元70年に裁かれて、異邦人の間に散らされた山羊の子孫(マタイ25章)だが、日本人は、救いを受けた羊の子孫である。

羊の子孫は、山羊の子孫を悪魔の手から救い出し、はじめの契約に帰るのを助けなければならない。

つまり、救い主イエス・キリストを受け入れるよう、祈り、励ますべきだ。

同様のことがイスラム教徒となっているアラブ人についても言える。

彼らは、アブラハムの子イシマエルの子孫である。イシマエルにも神はアブラハムを通じて祝福が及んでいる。

だから、アラブ人の救いについても遠い親戚である日本人は祈らねばならない。

彼らも契約の家の中に連れ戻さねばならない。

日本人には、まず自らの立場を理解し、そして離散ユダヤ人とアラブ人のために祈る使命が与えられている。

 

 

2007年8月6日

 

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