福祉国家の体制は維持できない
鳩山内閣支持率が急低下している。政治に対する絶望が広がりつつある。
2大政党制で、2つともダメなら残りはない。
新党結成への動きがあるが、何を作ってもダメだろう。
日本にはこれだけ頭のいい人材がありながら、なぜ気づかないのだろうか。
システムそのものがおかしいのだ。
2大政党のどちらも、福祉国家のシステムに従おうとしている。
これまでのように、膨大な予算を組んで人々への奉仕を行うのか。
それじゃあ足りないから消費税を20%にするのか。
そんなことしても絶対に問題は解決しない。
20%にしたら購買意欲を殺いで、経済は冷え込む。
高速道路無料化を唱えながらこんどは利用料アップだ?
国民の健康を心配してタバコを増税する?
こんな金ばかりとっても、実効性がないじゃないか。
もううんざりしているんだ。
そろそろ気づけ!
国には事業をする能力がないということを!
20世紀の初頭にアメリカにおいて誕生したこの福祉国家という共産主義制度が、金属疲労を起こしているのだ。
福祉国家の実験は失敗した。
この体制を改善することは不可能。
ガラガラポンで、全部根底から変えろ。
小さな政府以外に道はない。
税率を所得総額の10%未満にしろ。
福祉の管理を民間に委ねろ。
政府の仕事を、国防や外交、警察など正義の義務に限定せよ。
バベルの塔は崩壊しつつある。
どんなに補強しても崩壊する。
2010年3月8日
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