永遠の命を受けるには


ここで何度も述べたように、クリスチャンは死なない。

クリスチャンには、永遠の命が与えられている。

これを奪う者は誰もいない。

クリスチャンは絶対にこの命を失わない。(*)

では、どうして永遠の命が得られるのか。

その仕組みはこうだ。

神は人間を、ある試験に合格すれば永遠の命を獲得できるように創造された。

それは、「善悪の知識の木から取って食べるな」という神の命令を守るかどうかという試験だった。

悪魔の誘惑に勝って実を食べなければ永遠の命が約束されていた。

しかし、我々の父祖アダムは取って食べ、失敗した。

アダムは子孫の代表であり、その契約(アダム契約)は子孫とも結ばれたから、アダムの子孫も失敗した。

我々は、生まれながらにして失敗者・不合格者であり、永遠の命を受けられない。むしろ、罪のゆえに永遠の刑罰を受ける定めである。

神はこの運命を変えるために、キリストを送られた。キリストは、罪の刑罰を身代わりに受け、同時に、神の命令すべてを完璧に守ったために、永遠の命を受ける権利を得られた。

我々がこの権利を受け継ぐには、契約を変える必要がある。

アダム契約のままであれば、死を相続する。しかし、キリスト契約に乗り換えれば、命を相続する。

信仰告白と洗礼によって、我々はキリスト族に加わる。キリストを契約の代表者とする契約の中に入ることによって、我々はキリストの功徳をすべて受けることができる。


御子を信じる者はさばかれない。(ヨハネ3・18)

御子を信じる者は永遠のいのちを持つ。(ヨハネ3・36)

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3・16)

永遠の命を受けたいならば、イエス・キリストを自分の救い主、人生の主として受け入れることである。

(*)
永遠の命の証明について:

「あなたがたが勝手に永遠の命なんて信じているのでしょう。」と言う人もいるだろう。

しかし、我々は、その人にこう言う。

「あなたは勝手に『あなたがたが勝手に永遠の命なんて信じているのでしょう』と信じているのでしょう」と。

誰も永遠の命があるかないか、それを誰が受けることができるかどうか証明できない。

科学で証明できる?

科学とは、経験できる世界に関するごく狭い領域の事柄についてのみ「暫定的に」証明できるもので、万物について「永久的に」証明するなど不可能だ。それができると考えている人は科学を知らない。

とくに、死後の世界など宗教的事柄について証明は不可能だ。

死後の世界についてどうやって経験するのか。どうやって実験するのか?

永遠の命を信じる人も信じない人も、これについて信仰以上のものを他者に提供することは不可能である。

 

 

2008年7月28日

 

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