「互恵精神」がないと長期的に成功できない


誰でもそうだろうが、仕事において「互恵精神」がない人間とは付き合いたくない。

自分ばかり儲けようとするやつはだめだ。

わざと納期をきつく設定し、守れないと、ペナルティを課して半額にするような業者もあると聞く。

こういった業者は、「自分がしたことにおうじて、神も同じことを自分にされる」ということを理解していない。

下請けをいじめる業者は、神からいずれ裁かれて、自分も同じ目にあう。

「あわれみを示したことのない者に対するさばきは、あわれみのないさばきです。」(ヤコブ2•13)

自由市場経済では、金がすべてだと誤解しやすい。すべてが金で周っていると考えやすい。

しかし、経済を支配しておられるのは、神である。

だから、金勘定だけで市場を生き抜くことは不可能である。

過酷な要求をして社員や下請けをいじめ、儲けることができたとしても、必ず何らかの形でしっぺ返しをくらう。

会社の活動から道徳が欠落したら絶対に成功しない。

第3世界を見てほしい。

総じて見れば、第3世界からやってくる商売人は、仕事の常識が欠落している。

後先のことを考えない。嘘をつく。約束を守らない。いちゃもんをつけて代金を払わない。・・・

「儲けにあせると逆に儲けられない」という真理の好例だ。

互恵関係を築けない人間は長期的に見て自分を貧乏にしている。

 

 

2006年11月10日

 

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