自由の旗手のふりをして管理経済を促進しようとする人間にだまされるな
国連が、日本に対して死刑制度廃止の圧力をかけている。
国連がいかなる機関かこれでお分かりだろうか。
国連の目的は、世界統一である。それは、合意に基づくというよりも、圧力によってである。
ヨーロッパ共同体も同じ。最初は、自由貿易を促進するといううたい文句だったが、今や次第に中央集権化が明らかになった。
国連もヨーロッパ共同体も、世界統一政府の実現を目指しており、それは、かつてのソ連と同じだ。
しかし、人間の本性に民族主義は根強い。
家族主義も同様に根強い。
神は、人間を家族や民族を形成するものとして創造された。
だから、人間の本性に逆行する国際主義というものは、いずれ崩壊する。
時代の流れは、国際から民族、官から民である。
ソ連の実験が民族問題によって失敗したことを見ても分かるように、世界は人間本来の姿に回帰しつつある。
サタンに憑依された人々が共産主義運動を通じて、世界を統一し、世界を単一の王によって一元的に管理する体制を目指してきた。
ソ連や中国だけではなく、アメリカも日本もこの運動に巻き込まれてきた。
戦争や恐慌のような破局の背後には、彼らの計画がある。
自分で恐慌を作っておいて、「自由にしすぎたのが間違いだった」という。
管理を徹底せよとのヨーロッパ共同体からの圧力に対して、ブッシュ大統領が自由主義の旗手としてのアメリカの立場からこのような管理に反対したと報道されていた。
茶番劇である。
人々は、「アメリカは自由の国として、ヨーロッパ共同体の管理経済から市場経済を守っている」との印象を持っているが、火付け役はアメリカ本人である。
この手法、1920年代の恐慌においても使われた。
自由の旗手を演じながら、実際は管理を強めていく。
恐慌時にルーズベルト大統領がやったことは、ゴールドの没収、共産主義的農政、経済政策だった。
そして、混乱に乗じて戦争への道を作る。
ドイツ、日本、中国を共産化するために。
スターリンがルーズベルトの死去の際に半旗を掲げたのは象徴的だ。
2008年11月28日
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