オバマ政権は日中戦争を画策しているのか?


オバマ政権に関して、インターネット上で情報が錯綜している。敵は様々な情報を意図的に流しているので真実がどこにあるのか、注意して見なければならない。一つの情報として以下を提供する。

(1)
オバマ政権下でアメリカは日本に関して恐ろしいことをたくらんでいるという。


オバマ政権は戦争を望んでいる。特に東シナ海の石油利権が欲しく欲しくてたまらない。

2009年、オバマ政権の対日政策トップに着任予定のジョゼフ・S・ナイは、東シナ海 海域で日本人と中国人が互いに殺し合うシナリオを描いている。

そして、日本政府が彼のシナリオを逸脱することがないよう、ジョゼフはすでに民主党と接触し鳩山議員を強く牽制しているのである。
http://d.hatena.ne.jp/suberanaihanashi/20090114/1231940372

ジョセフ・ナイは、かつてCIAを統括する米国大統領直属の国家安全保障会議NSCの議長で、 同時に東アジア担当者であり(クリントン政権)、後に安全保障担当の国防次官補となり、次期オバマ政権で駐日大使を務める予定の人物である。

彼は、米国上院下院の200名以上の国会議員を集め作成した対日本への戦略会議の報告書「対日超党派報告書」において以下の内容を述べた。

1、東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。

 米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。

2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。当初、米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。日米安保条約に基づき、日本の自衛隊もその戦闘に参加させる。

 中国軍は、米・日軍の補給基地である日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。

3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、日本の自衛隊と中国軍との戦争が中心となるように誘導する。

4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。

5、東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。

6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。

「ナイは現在、米国の政治家養成スクール、高級官僚養成スクールであるハーバード大学ケネディ行政大学院の院長であり、そこから輩出された無数の政治家・行政マンの司令塔となっている人物である。この人物が「事実上」、米国の政策を起草している。」
http://d.hatena.ne.jp/suberanaihanashi/20090114/1231940372

(2)
米国次期大統領候補バラク・オバマの政策ブレーン、ズビグニュー・ブレジンスキーは「セカンド・チャンス」というタイトルの本を最近著した。彼はそこでこのように述べた。

「ブッシュが軍事力で世界支配を企て失敗した、次は、外交交渉と金融を使い、眼に見えない形で静かに世界支配を戦略的に推進する」、ファースト・チャンスはブッシュが失敗した、次は世界帝国建設の「セカンド・チャンス」である。・・・軍事力を使わない事から、それは「ソフト・パワー戦略」とも呼ばれる(この言葉は、ジョセフ・ナイの言葉)。
http://mdcjbu.blog88.fc2.com/blog-date-20080418.html

そして、「ロックフェラー直系の部下であるブレジンスキーの戦略は、世界をアジア、ヨーロッパ、南北米大陸に分割し、この3極を「相互に争わせ」、バランス・オブ・パワーを作り出し、「分割統治」する事である」という(同上)。

今、中国を反日に、日本を反中国に駆り立てるプロパガンダが進展しているのは実はこういう背景があったのだろう。

ロスチャイルド=ロックフェラーによるアジア支配の戦略として、日本と中国との対立を加速させ、必要であれば戦争を起こす必要を最初に説いたのが「ソフト・パワー」論者のジョセフ・ナイである(拙稿「日本と中国の戦争を画策する者達」参照)。

このジョセフ・ナイの書いた戦略文書が、実はブレジンスキーの「手本・教本」となっている。オバマのブレーン=ブレジンスキーのアジア・世界支配戦略文書「セカンド・チャンス」が、ナイの戦略文書のコピーである事は瞠目すべきである(Fred Bergsten, Robert Keohane and Joseph Nye `International economics and international politics:A framework for analysis´ World Politics and International Economics, Brookings Institution,pp3-36.)。
(同上)
・・・
この戦略文書をナイと共に書いている人物フレッド・バーグステンには注目する必要がある。バーグステンは、ドルによる世界支配を終わらせ、世界通貨を「ドル・ユーロ・中国元」に三極分解させ、日本円を中国元の「支配下に置く」と主張し、また1ドル=80円水準までドル安を誘導し、ドル1極支配を終わらせると主張し、昨今の円高を作り出している張本人である。

バーグステンの戦略通り、現在の為替は「動いている」。

 バーグステンは長年、米国中央銀行FRB議長であったアラン・グリーンスパンの金融部門のブレーンであり、日本の金融大臣であった竹中平蔵の恩師である。バーグステンが所長を務める米国で唯一の経済「のみ」の専門研究所ピーターソン国際経済研究所(IIE)のピーターソンとは、ブッシュ=ロックフェラーの銀行リーマン・ブラザースの経営者ピーター・ピーターソンから取られている。ピーターソンがライブドア・堀江のボスであった。現在、ピーターソンの経営する「企業乗っ取り専門会社ブラックストーン・グループ」の共同経営者が中国政府である事には注意を要する。

 なぜバーグステンが中国元をアジア「統一通貨」にすると主張するのか、ここに理由が明確に表れている。

 CIAの諜報員(スパイ)であったジョセフ・ナイをブレーンとし、現在、世界の金融を動かし、自分の思い通りにドル為替を支配・コントロールしているバーグステンが、「日本と中国に戦争を行わせる」という戦略を取っている事に注意を怠ってはならない。

以上の情報が正しいならば、恐ろしいことである。

いずれにしろ、日本は再び戦争に巻き込まれてはならない。

どうか、戦争が起こらないように、同信の仲間を誘って祈祷会を持つなり、祈りの輪を作るなりして、日本に対するこの悪魔の計画が粉砕されるよう祈ってほしい。

ちなみに:飛鳥昭雄氏が、あるインターネット放送のインタビューにおいて、このことについて触れ、「米国にはそんな力はない」と述べているらしい(友人談)。まだ見ていないが、参照してほしい。
http://www.768.jp/ondemand/vod.php?file=/program/viproom/18_1.wmv

 

 

2009年1月31日

 

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