異端との交わりを絶て
http://www.equip.org/free/DM184.htm
によると、
多数の福音派のリーダーが理事を務める団体『アメリカ自由同盟(AFC)』は、統一協会から金をもらっていることを認めている。
AFCに関わっている人々の中には、『レフト・ビハインド』の著者ティム・ラヘイ、有名な牧師D・ジェームズ・ケネディ、トリニティ放送ネットワークのポール・クラウチ、米国宗教放送のベン・アームストロング、伝道者ジャームズ・ロビソンやレックス・ハンバードらがいる。
ラヘイとケネディは統一協会との関連を批判されて辞職したが、他の人々は、依然として関係を断っておらず、理事を務めているという。
AFCの総裁ドナルド・シルズは、統一協会の政治団体CAUSAでもよくスピーチをしており、アメリカの福音派が統一協会と関係を持っていることは明らかである。
日本において、統一協会といえば極悪非道の集団というイメージがある。事実、数々の社会問題を起こし、教団に息子や娘を奪われた事例が数多く存在する。
たとえ、アメリカにおいてこのような事件が起こっていなかったにしても、彼らの教義を見れば、これが異端以外の何物でもないことは明らかである。
それなのにレックス・ハンバードなどがいまだに関係を断っていないというのはどういうことなのだろう?アメリカの福音派が霊的に堕落しているとしか考えられない。
「パリサイ人のパン種に気をつけなさい。小さな塊が粉全体を膨らませるから」とあるように、そういった汚れた付き合いをしている人々が仲間にいるならば、その汚れは自分や兄弟姉妹のグループ全体にも及んでくる。
除名処分か絶縁宣言をすべきだ。そうしないと、知らず知らずのうちに、思考が異端の教えに慣らされてきて、霊的な感受性が劣化し、御言葉に対する感覚が鈍感になって、間違ったことを平気で行えるようになる。
福音派は、統一協会との関係をすべて断ち切ることだ。
正しい信仰に対して疑いを持つ異端の人々について、聖書は、「その下着すら忌みきらいなさい」(ユダ23)と命じている。
異端に対してはあいさつもしてはならない、家に受け入れることもしてはならない、とすら命令されている。
なぜならば、行いが伝染するからである。
「なぜお願いするかと言えば、人を惑わす者、すなわち、イエス・キリストが人として来られたことを告白しない者が大ぜい世に出て行ったからです。
こういう者は惑わす者であり、反キリストです。よく気をつけて、私たちの労苦の実をだいなしにすることなく、豊かな報いを受けるようになりなさい。
だれでも行き過ぎをして、キリストの教えのうちにとどまらない者は、神を持っていません。
その教えのうちにとどまっている者は、御父をも御子をも持っています。
あなたがたのところに来る人で、この教えを持って来ない者は、家に受け入れてはいけません。
その人にあいさつのことばをかけてもいけません。そういう人にあいさつすれば、その悪い行ないをともにすることになります。」(2ヨハネ7-11)
異端に走った人々を受け入れるならば、その異端の行ないをもともにすることになるのだ。
統一協会から金をもらえば、統一協会の行ないを知らず知らずのうちに行うようになる。たとえば、霊感商法とか集団結婚とか明らかに異常な、反社会的な行動をクリスチャンも行うようになるのだ。
この意味において、クリスチャンにとって「誰と付き合うか」は非常に需要な問題である。
今の風潮は、「心を広く、異なる教えの人々とも連帯していこう」というものである。
しかし、聖書はそれと逆のことを言っている。
教えに関しては「狭量」であるべきだ。
聖書から離れない。聖書から離れた人を受け入れない。
こういう態度は実は「狭量」ではないのだ。これは「純潔」「貞操」の行動だ。
姦淫を賛美したり認める人々が、寛容ではないのと同様に、教えにおいて妥協する人々を寛容な人と呼ぶことはできない。
我々は、統一協会から金をもらっているような人間と付き合うのを止めよう。そのような人が書いた本を読むのをやめよう。
異端が伝染しないように、我々は一切の交わりを絶つべきである。
2004年9月22日
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