白髪の老人の前では起立せよ
「あなたは白髪の老人の前では起立し、老人を敬い、またあなたの神を恐れなければならない。わたしは主である。」(レビ記19・32)
今の日本の文化が崩壊している一つの証拠は、老人に対する無礼である。
クリスチャンは白髪の老人の前では起立すべきだ。
ある日本に滞在していたロシア人の伝道者は、老人の前では起立していた。「聖書に書いてあるから」と。
目上の人々に対する無礼は、子供の時から訓練しないと、将来自分が老人になったときに、ひどい扱いをされる。
自分が若い時に老人に対して無礼な働きをした場合は、自分が老人になったときに、裁きとしてひどい扱いを受ける。
神はあなどられるお方ではないから、人間のとった無礼な行動はみな自分に返ってくる。
今は、もうクリスチャンといっても、礼儀とかまったくめちゃくちゃである。きちんと教えてこなかったつけが回っているのである。
教えを受けたら師である。
自分が知らない情報を懇切丁寧に解説してくれたり、カウンセリングをしてもらったらそれ相応の態度で接すべきだ。
今カウンセリングを求めて電話してくる人間の中には、ただ相談を受けっぱなし。何の報告もない。謝礼をするでもない。
こういう非常識な人間、人間としての最低の基本もできてない奴が治るはずがない。
自分の悩みだけでくるくる回っている人間に神がどうして祝福を与えるだろうか。
こんなこと言ってくれるだけでも、感謝しないと。誰も相手にしてくれなくなる前に。
教師とか牧師とかクリスチャンカウンセラーが馬鹿にされないように、何らかの対策を講じる必要がある。
2006年7月10日
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