幻・夢・預言を否定する人々へ


「幻」を見たというクリスチャンの証を拒否する教会がある。

今日、幻や夢、預言などを否定する人々は多い。

しかし、神は我々クリスチャンを預言者として召してくださったのである。

旧約時代において預言者はごく少数の選ばれた人々でしかなかったが、新約時代になると預言者の働きはあまねくすべてのクリスチャンに及ぶ。

「神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」(使徒2・17)

この言葉は、ヨエル書にある。

「その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。
その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。」(ヨエル2・28−29)

このヨエルの預言がペンテコステの日に成就したのである。

つまり、新約時代においても、預言や幻や夢は続くと言うのである。

さあ、これらを否定する人々は、反論しなさい。

預言や幻や夢が聖書的ではないということを聖書から証明しなさい。

「正典としての聖書が編纂されてからこれらは無効になった」と言う人はそれを「聖書から」論証しなさい。

しかし、できないだろう。なぜならば、証拠聖句がないから。

「新約時代になったら、預言も幻も夢もなくなった」ということを証明するための聖句は存在しないのだ。

預言・幻・夢否定論者が聖書から論証できない以上、我々にはこれらが今日存在しないと信じなければならない理由はない。

そして、こういったものを否定しないからというので異端者扱いされる理由もない。

 

 

2005年10月22日

 

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