殺人者を許すな
今回の市長射殺犯は処刑に値する。
もしこの殺害の対価が殺害以下であるならば、バランスが取れない。
人間関係というのはバランスで成り立つ。
目には目、歯には歯、というのは、古来からこの「バランス」について述べた言葉である。
100円のジュースが買いたかったら、100円出せ、という話である。
我々は、互いに依存して生きている。だから、一方だけの甘えは許されない。
互いに有益なサービスを提供し合うことによって、社会は成立しているのである。
だから、犯罪者をその犯罪に応じて罰しない裁判官は、このバランスを破壊し、社会を崩壊させる究極の悪党である。
今回のような故意の殺害を許せば、類似犯が増えるだろう。自分の意見に従わない人間を殺してもいいと考える者が凶行に及ぶだろう。
彼のような人間に死刑で報いない社会は、崩壊の社会である。
日本の社会は、こういう暴力が許されるのだ。言論よりも暴力がのさばっているのだ、とお手本を示すようなものだ。
いつまでたっても終わらないオウム裁判。
ああいう人殺しは、事実が明らかになった時点で即処刑しないと、我々遵法的な市民は「国は法を守る者よりも破る者を尊重している」と考え、私刑を行うようになるだろう。
自警団をつくり、金持ちは用心棒を雇い、日本は法治国家ではなくなってしまうだろう。
2007年4月19日
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