日本の本来の姿が現れようとしている
ロスチャイルドは、ユダヤ人であり、ユダヤ教の異端サバタイツヴィ派でありながら、なぜニムロデの子孫というのか。
ニムロデは、バベルの塔を作った王。
その子孫は、ユダヤ人の祖アブラハムと戦った。
ニムロデは、バアル神、モロク神として神格化された。
ユダヤ人は、バアル神によって堕落し、神の裁きを受けた。
つまり、ロスチャイルドは、ユダヤ人でありながら、敵の手に落ちているということだ。
どうして敵の手に落ちたのか。
それは、イエスを十字架につけた人々の霊的子孫だからだ。
イエスを十字架につけた人々は、政治的メシアを求めていた。
ローマ帝国の圧制から軍事的に救い出してくれるメシアを。
つまり、彼らは「力を信じる人々」であった。
イエスは、逆に、「契約を信じる人々の祖」である。
「柔和なものは幸いだ。地を継承するから」と言われた。
地上を支配するには、武力ではなく「柔和」「謙遜」が必要だと。
謙遜とは、神に対する服従である。神の御言葉に全的に服従する謙遜な人々こそが、地上を支配するだろう。
だから、力を信じるユダヤ人たちは、イエスが邪魔になった。
暴力革命を信じる彼らは、一揆を起こし、ついには紀元70年にローマ軍によって追い出され、バルコクバの乱によって世界中に離散させられた。
ロスチャイルドは、このような暴力革命論者なのだ。
だから、ロスチャイルドの帝国である今のイスラエル、及び、ロスチャイルドの弟子であるネオコンは、武力で世界を制圧しようとしている。
イラク戦争はその現象の一つだ。
ユダヤ人と暴力革命、陰謀、テロが結びつくため、ユダヤ人は世界の癌のように見られている。
しかし、ユダヤ人全員がそのような人々であるわけではない。
紀元70年の審判において、イエスを信じて救われたユダヤ人は、東へ移動した。
おそらく彼らは何百年もかけてシルクロードを東進しただろう。
今のキルギス付近にあった弓月国はキリスト教国であり、それらの救われたユダヤ人の一団であったのだろう。
だから、そこからやってきた秦氏は、救われたユダヤ人だったのだろう。
日本には、救われたユダヤ人がやってきた。
だから、もともと日本は、滅亡したイスラエルの中から救い出された人々の「逃れの島」だったのだろう。
秦氏が京都を新エルサレムに似せて作った理由がこれで理解できる。
百済系の藤原氏によるクーデター(645年)以前、日本は秦氏や蘇我氏の支配下にあり、キリスト教だった可能性がある。
しかし、藤原氏は、その証拠をことごとく消し去った。
歴史が改竄された。
そのため、あたかも日本は元来、キリスト教と無関係な土地であるというように人々に信じられてきた。
しかし、神は、我々に日本のルーツを知らせようとしておられる。
秦氏は、このことを内密に知らせようと蘇民将来の物語を作ったのであろう。
迫害下にあった秦氏や蘇我氏は、様々な文物にこのメッセージを隠してきた。
読み解くことができる人々が現れれば、日本が本来の姿に回復できるようにと。
2009年11月4日
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