肉の腕に頼るものはのろわれよ


私がソ連に滞在していた時代(1982−3年)に1ルーブルは220円だった。

今、1ルーブルは3円。

国が崩壊して、100分の1になった。

通貨を維持していたのは、軍事力だけだったということ。

今のアメリカも、価値を維持しているのは軍事力だけだろう。

なにせ生産業が産業に占める割合がたったの13%だという。

あとはサービスと金融。

アメリカはものづくりをやめて、金融大国になることにより、国の内臓を失った。外見では、マッチョだが、中身なし。

外国を軍事力で脅かしているから強そうに見えるだけ。

こんな張子の虎、崩壊したら何が残るだろうか。

ドルも、ルーブルのように100分の1に下落するのか?

「肉の腕に頼るものはのろわれよ」との聖書の言葉が成就するのは間違いない。

 

 

2009年10月10日

 

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