ポルノは奴隷社会への入り口である
アメリカは中東諸国を解放するという大義名分を掲げて戦争をしてきたし、またこれからもやるつもりであるようだが、アメリカの影響下に入った国では、きまって映画館などでポルノが上映されるのはなぜだろう。
イラクでも、パーレビー朝イラン(親米政権)でも、アメリカが影響を及ぼすと、ポルノがはびこる。
私は、ポルノはアメリカの政策の一つだと思う。
為政者にとって、民衆をおとなしくさせるには、家族を崩壊させるのが一番よい。
ロシア共産革命の初期において、家庭制度が破壊された。結婚が破壊され、家庭が否定された。
個人をバラバラにし、すべてを国に直接依存させるようにするのがサタンの策略だ。
家庭を破壊するための戦略の一つとして、アメリカはポルノを利用していると思う。
婚前交渉、婚外交渉が常態化し、セックスが夫婦に固有のものでなくなれば、結婚することの意味は薄れる。同棲など結婚制度に代わるものが社会に蔓延し、家庭は崩壊する。
神が、姦淫罪を死罪とされたことを見ると、家庭の強化は御国を作るために不可欠の要素である。
ポルノは、家庭を破壊し、国の統制力を強化し、社会から自由を奪う。
自由な社会には、政府の様々な介入を寄せ付けない強い家庭が必要であり、家庭が自主自立して富を蓄積し、子供を御言葉によって訓練し、社会に対して強い影響力を持つ必要がある。
サタンは、ポルノを広めて、家族の絆を破壊し、高率の税金を課し、相続税で家族の富の70%を奪い、公立学校によってサタン的思想を子供たちに浸透させることを通じて、政府の力を肥大化させようとしている。
強い家族がある社会では、神に従う家族は強く、豊かになり、その影響は社会に及び、神に従わない家族は弱く、乏しくなり、その影響力は減少する。これは、しっかり顧客に貢献する企業が強くなる市場原理と同じようなものだ。しかし、政府に権力が集中するようにできている現在の制度のもとでは、神に従う家族に及ぶ祝福は累進課税によって政府に奪われ、いつまでたってもクリスチャンの影響は社会に及ばない。
強力な政府のもとで、神の国は停滞している。
1980年代中ごろから日本においてポルノが蔓延しはじめたのと、アメリカの投機的国際流動資金が急激に膨張し、国際金融・通貨体制が事実上無政府状態に陥って引き起こされた日本経済の「バブル化」と関係があるように思えるのだが・・・。
ポルノは自由ではなく、騙しであり、奴隷社会への入り口である。
2004年8月6日
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