死刑に反対する人間をなぜ法相にしたの?
死刑廃止派・千葉法相「慎重に」…霞が関激震 (読売新聞)
千葉景子法相(61)は記者会見で、死刑の執行命令書にサインするかどうかを問われ、「人の命ということなので、慎重に取り扱っていきたい。法務大臣という職責を踏まえながら慎重に考えていきたい」と、「慎重」という言葉を重ねて使った。
法相は、自らが「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーであることも明らかに。死刑制度の今後のあり方にも言及し、「これだけ死刑の存置・廃止について議論があり、終身刑の導入についての議論もある。裁判員制度の導入で多くの皆さんが深い関心を抱いていると思うので、ぜひ広い国民的な議論を踏まえて、道を見いだしていきたい」と述べた。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_moj__20090917_2/story/20090917_yol_oyt1t00127/
死刑の執行命令書に署名するのがいやなら何で法務大臣を引き受けたんですか?
もし署名しないなら、首相は任務怠慢で罷免すべきだ。
大臣は、我々国民から委託されていることを自覚されたし。
個人的な価値観は、職務に優先すべきではない。その価値観とぶつかることがあらかじめ分かっているなら、職務につくべきではない。
もし意図的に署名を拒否するなら、我々は罷免更迭を求めるべきだ。
それから、私は冤罪の恐れがある事件を除き、故意の殺人を犯したことが明らかな人間に対しては毅然と死刑を実行すべきだ。
たとえば、オウム事件で地下鉄にサリンをまいた人間は裁判所の決定どおりに処刑を実行すべきだ。
そうしなければ、「バランスが取れない」。
我々市民は、無防備で街中を生活している。刃物や拳銃で武装できない。武装すれば銃刀法違反になる。
しかし、殺人犯は、刃物や拳銃で武装して、我々に襲い掛かる。
もし犯人が処刑されず、命を赦されるならば、日本においては、順法的に生活する市民のほうがリスクが高いということになるのだ。
もし死刑制度に反対するならば、銃刀法を改正せよ。
武装した犯罪者に襲われた場合に反撃できるだけの武器を携帯することを合法化せよ。
そうしなければ、法を守るほうが馬鹿を見るということになるのだ。
法律は、市民の間にバランスを取るものでなければならない。
死刑廃止論者は、犯罪者よりも市民の側にリスクを背負わせる人々である。
このような人を法相にした総理大臣の任命責任を問う。
2009年9月17日
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