ガラパゴスの動物たちは進化論の証拠ではない
TVでガラパゴス諸島の奇妙な動物たちを紹介していた。
ダーウィンは、これらの自然環境に適合した動物の変種から進化論を証明したと説明があった。
このTVを含め、みんな誤解している。ダーウィンが行ったのは、「証明」ではなく「解釈」である。
証明するならば、証拠の化石を時系列的に示す必要がある。
サボテンを食べることができるように首がだんだん伸びていった陸亀の骨を時系列的に示す必要がある。
こうしない限り証明にはならない。
同じ亀を見て創造論者は、「神はこの諸島の環境に適合できる亀を創造された」というか、「神が潜在的に遺伝子の中に置かれた首の長い形質が環境に適合する過程で発現し、首の長い亀が生まれた」と説明するだろう。
ダーウィンは、進化論でも創造論でも説明できるようなものしか提示できなかったのだ。
ダーウィンのやったこととは、創造論だけではなく、こういう解釈も可能ですよ、と示したことでしかなく、証明などとは程遠いものである。
2008年9月4日
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