再建主義はイスラム教のようだ?
あるサイトで「クリスチャニティ・トゥデイが再建主義を支持するのはなぜか?」と質問する人がいた。
あたかも再建主義が異端であるかのような書き方であるが、ちゃんと調べていただきたい。
単に「危うい」という印象だけで判断しないように。
山谷牧師については、このサイトで議論がすでに出ているように、「セオノミー」そのものを再建主義独自の意見のように論じている。
しかし、セオノミーそのものは、カルヴァンの時代から宗教改革の運動の一部にあるものであり、特別に現代登場した新しい考え方ではない。
むしろ、正統的なキリスト教の考え方である。
セオノミーに反する見解を出したのは、主にディスペンセーショナリズムである。
ディスペンセーショナリズムは、19世紀初頭に始まった新しい神学であり、神の法を未来に登場する(という)千年王国時代に限定し、現代世界への適用を禁止する異端の教えである。
聖書のいかなる部分においても、神の法の現代への適用を禁止する部分はない。
パウロは、はっきりと次のように述べた。
それでは、私たちは信仰によって律法を無効にすることになるのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、律法を確立することになるのです。(ローマ3・31)
2009年8月31日
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