サタンの奴隷から解放されるには
15階から子供を突き落とした犯人が逮捕された。
犯人を写したビデオ映像が公開されたが、彼の顔を見てほしい。
印象は、各人異なるから読者に異論もあるだろうが、私には悪霊に取り付かれた顔に見える。
この映像は、犯罪というものが、悪霊によって行われることを示しているように思われる。
よく二重人格ということが言われる。この犯人も3人の子持ちで、やさしい人柄だったようだ。普通の顔をした写真と、犯行後の写真の顔の違い、これこそ、人間はまったく違う次元の存在に変わることを例証しているように思われる。
では、なぜ人間は、悪霊によって動かされ、殺人まで犯すほど堕落するのだろうか。
キリスト契約の中に入り、キリストの支配のもとにいない人は、大なり小なりサタンの奴隷である。
彼は、サタンの支配下にいて、サタンの操作を受けている。
非常に頭脳が明晰な人でも、オウムとか進化論とか信じるのはそのためである。
大部分の人々は、よほどのことがない限り殺人など凶悪犯罪に手を染めることはない。神が、サタンの影響を制限してくださっているからである。これを「抑制の恵み」という。
しかし、神が抑制の恵みを取り去られた人は、サタンの究極の願望である「殺人」をも犯すことがある。
サタンはある特定の人を選び、小さな罪を犯させ、徐々に犯罪に慣れさせる。心に抵抗がなくなるまで常習的に軽犯罪を犯させる。その犯罪が生活の一部になると、さらに大きな犯罪に手を染めさせる。こうして徐々にその人の心にはサタンの畑が形作られる。
サタンが畑を作るのは、もちろん実を刈り取りたいからである。究極の願いは、殺人や自殺である。
一般の人々が殺人を犯すことがないのは、ひとえに神の恵みによる。
人間には2つの道しかない。「サタンの奴隷か、神の奴隷か」。
サタンによって人生をめちゃめちゃにされないためには、キリストの支配のもとに来る以外にはない。つまり、教会に行ってバプテスマを受け、クリスチャンになることだ。そして、謙遜になり、罪を犯すことがないよう悔い改めて熱心に祈ることである。
そうすれば、超自然的な神の力が働いて、サタンが自分の心の中に作ってきた罪の畑をきれいに消してくださる。
2006年4月3日
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