戦後日本の建設と共産主義革命
最近だんだん分かってきたことだが、戦後日本においてアメリカがやったことは、共産革命だったということだ。
税制度、公教育、社会福祉、財閥解体、土地改革など、共産主義の理念に基づき、国家に富と権力を集中するような制度が作られた。
コミンテルンのスパイ尾崎秀実は、日本を中国そして英米との無謀な戦争に巻き込んで、徹底した敗戦に導き、破局の中から共産革命を達成するという計画を立てていたことが資料から分かる。
この計画は、彼の死とともに頓挫したのだろうか。
私はノーと言いたい。
実は、彼の計画は、その背後のコミンテルンの計画であり、それゆえ、彼の死後も、それは着々と進められていたのである。
なぜならば、対米開戦→無条件降伏という流れは実現したからである。
中国大陸への深入りを望まず、まして英米との開戦などもってのほかと考えていた日本がなぜ自分が望まないルートに乗って、ずるずると破局に至ったのだろうか。その謎は、共産主義者の誘導があったからとしか考えられない。
最終的に日本を追い込み、アメリカとの戦争をせざるを得ない状況を作り出したハルノートの原案を作ったのは、ハリー・デクスター・ホワイトであり、彼は、後にマッカーシーの赤狩りにおいて弾劾された。その原文は、ソ連の諜報員、ピタリー・パブロフより渡された。
http://www.jiyuu-shikan.org/rekishi119.html
さらに、開戦時の大統領ルーズベルトは、ニューディール政策という共産主義政策を実施した。彼の夫人エレノア・ルーズベルトは共産主義のシンパとして有名である。
ソ連のスパイ、アルジャー・ヒスは戦後の枠組みを決めたヤルタ会談に、ルーズベルト大統領の顧問として参加した。
しかも、ヒスは、国連憲章の作成者でもある。
http://walkuren.blog9.fc2.com/blog-entry-16.html
以上の事実から、戦後世界の枠組みは共産主義者によって作られ、国際連合は、この世界革命の一環として作られたと推測できる。
そして、その世界秩序の中において、日本はアメリカを中心とする共産主義の体制の中に組み込まれた。
注意すべきなのは、アルジャー・ヒスはCFRの一員だったということだ。そして、ルーズベルトはCFRと深いつながりがある。ルーズベルトはCFRの会員を 国務省、財務省、司法省、国防省等の政府のあらゆる重要な地位に配置した。
www.happybigapple.com/newpage6.html
もちろん、CFRの目標は世界統一政府である。国連を通じての世界統一政府の実現の中に先の世界大戦を位置付けることなしには、我々は、あの戦争を正しく評価できないだろう。
加えて、第一次大戦の場合も、戦後アメリカ大統領によって国際連盟が作られる。戦争を起こさないためには、世界統一政府が必要だとして。
第一次大戦→アメリカ大統領の提唱→国際連盟→世界統一政府
第二次大戦→アメリカ大統領の提唱→国際連合→世界統一政府
この平行性は何だろうか?
逆から考えることはできないだろうか。
つまり、世界統一政府を作るために、世界大戦が意図的に作り出されたのではないか。
私の見方はあまりにも深読みだろうか。
2007年7月28日
ツイート
ホーム