いじめをなくするには


学校におけるいじめが問題だ、いじめを根絶する必要があるというが、いじめは、人間の本性であって根絶することは不可能だ。

もしできるなら、宗教はいらない。

なぜ人類が宗教を必要としてきたかというと、不条理があるから。

世界に理不尽なこと、苦痛なことがなければ、人間は駄目になる。

すべてはバランスであって、悪を根絶することなど絶対に不可能。

我々の人体は、外敵との戦いを通じて、適度の緊張を保つことができ、健康を維持できる。

もし外敵、ばい菌、怪我、病気がなければ、我々の精神はぼろぼろになるだろう。

不条理は、神がこの世界に最初から植えつけられたものである。

罪を犯してから、人間が傲慢にならないように、神はいろんな理不尽を設定された。

だから、いじめを根絶することなど不可能。

解決は、その学校という人為的な空間をなんとかすること。

学校は、人間が必ず通過しなければならないものではない。

これは、近代に誕生した新しい制度であり、人類の大部分は経験してこなかった。

家庭はすべての人間が体験してきたが、学校は体験してこなかった。

だから、学校に適合できなくても何でもない。

いじめがあるなら、家庭教師をやとって勉強すればいい。

大検で資格を取ればいいのだ。実力は自分でつける。

学校に適合できないのが人間として間違いだなんてのは、イルミナティの発想だ。

近代国家の諸制度はイルミナティが作り出した。

義務教育制度と中央銀行制度は、共産主義の要である。

共産主義はマルクスによって確立したが、このマルクスは、悪魔崇拝者だった。
http://www.millnm.net/qanda/marxandsatan.htm

だから、学校制度に順応できないならば、自分は悪魔とそりが合わないということなのだから、自己卑下する必要はない。

いじめの問題は、今の学校制度をできるだけ解体することによって解決する。

単位制にして、卒業に必要な単位を取ればいい制度にするか、通信制でもいいし、家庭教師でも、塾でもいい。

とにかく、「みんなで同じことをできない奴、みんなと合わせられない奴は駄目なやつ」という似非常識にとらわれた人間の巣窟に足を運ぶことを避けられる環境を作ればいじめの大半はなくすることができるだろう。

 

 

2010年7月9日

 

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