永遠に朽ちることのない宝を獲得するには


宇宙全体を一つの完結した系と見るならば、その中においてエントロピーは不可逆的に増大している。つまり、温度の高いところは低くなり、低いところは高くなり、ついに完全に平衡化する。宇宙の究極的な運命は「死」である。

それゆえ、地球という、「生命」という極端なマイナス・エントロピーの産物が存在する星は宇宙の中の異常現象である。

あたかも荒涼としたサハラ砂漠のど真中で、いちりんの花が咲いているようなものである。水が上から下に落ちる滝の中で、一筋の水が下から上に逆流しているようなものである。

地球は宇宙のオアシスである。

地球は、エデンの園=神の国=神と人間とが出会う場所として創造された。

地上のどこにも何らかの生き物がいる。ちょっとすくった水の中にも無数の微生物がいる。地下5000mにも微生物がいるという。地球は生命に満ちた星である。

聖書においてイエス・キリストは「いのちの君」である。

だから、地球はイエス・キリストが満ちておられる星なのである。

神はこの地球を人間に永遠の財産として相続させることを決心された。それは神と人間が愛の中で神の被造物を永遠に楽しむためである。

そこで、人間をエデンの園に置き、テストを受けさせられた。神への従順を試された。

しかし、人間はこのテストに落第した。人間は神の側につくのではなく、サタンの側についた。

そのため、神は、別の人間を創造され、このテストを人間の代わりに受けさせられた。

それが、処女マリアから生まれたイエス・キリストである。神はマリアの胎内に新しい人類の胚を創造された。

生まれながらの人間はアダムの子孫であり、それゆえ「アダム族」である。

アダム族に属する人々はみな、代表者がサタンの側についたため、サタンの陣営の中で誕生する。それゆえ、そのままではサタンとともに相続権を失ったままである。

アダム族の人々は、新人類の祖であるイエス・キリストに契約的に連なる必要がある。つまり、アダム族からキリスト族に乗り換えをすべきである。

イエス・キリストはその人生の中において神が出された服従のテストに合格したので、永遠の相続を受ける権利を与えられた。

だから、キリストに契約的に連なる人々は、彼と同じように、地球の永遠の相続権を手に入れることができる。

アダム族のままなら、せっかく400億円の資産を蓄えても、死後手放さなければならない。しかし、キリスト族なら、死んでも相続権は失われない。神がその資産目録を天の金庫に保管してくださるから。

再度肉体が与えられる時に、同時に、自分の資産も返却される。

その資産は永遠の資産である。

「自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。」(マタイ6・19-20)

まず、相続権のない種族から相続権のある種族に鞍替えをすることをお勧めする。

キリスト族に入るための入会の手続き:

1.イエス・キリストを自分の救い主として心に信じ、口で告白し、教会において洗礼を受けること。

2.キリスト族の契約更新の儀式である聖餐を受けること。

 

 

2005年5月2日

 

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