現代聖書翻訳の父ウェストコットとホートの正体3
Textus Receptus、マジョリティ・テキストを拒絶し、アレクサンドリア写本、バチカン写本を採用することによって、一番顕著なのが、イエスの御名及び称号の消滅もしくは毀損である。
たとえば、マタイ8章29節を見よう。
King James Versionでは、イエスの御名がきちんと入っている。
And, behold, they cried out, saying, What have we to do with thee, Jesus, thou Son of God(汝神の子イエス)? art thou come hither to torment us before the time?
"What do you want with us, Son of God(神の子)?" they shouted. "Have you come here to torture us before the appointed time?"
And they cried out, saying, "(A)What business do we have with each other, Son of God(神の子)? Have You come here to torment us before the time?"
すると、見よ、彼らはわめいて言った。「神の子よ。いったい私たちに何をしようというのです。まだその時ではないのに、もう私たちを苦しめに来られたのですか。」(新改訳)
突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」(新共同訳)
すると突然、彼らは叫んで言った、「神の子よ、あなたはわたしどもとなんの係わりがあるのです。まだその時ではないのに、ここにきて、わたしどもを苦しめるのですか」。(口語訳)
見よ、彼ら叫びて言う。「神の子よ。我ら汝と何の関係あらん。未だ時至らぬに、われらを責めんとてここに来たり給うか。」(文語訳)
2009年8月4日
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