本当に祖国を愛するなら


我々は、911事件まで、世界はアメリカの正しい警察行動によって秩序を維持していると思ってきた。

しかし、あの事件以来、その常識は覆された。

本当のストーリーは別のところにあるのではないか。

調べていくと、実は「消防士だと思っていた人間が実は放火魔だった」ということが分かってきた。

自分で火をつけて、その責任を誰か他の人間に押し付け、自分はさっそうと火事場で英雄として振舞う。

昔、ヒトラー帝国の崩壊、アウシュビッツのユダヤ人解放のビデオを見ると、「アメリカが参戦してくれて本当によかった」と思っていた。

しかし、そのヒトラーを育てたのが実はアメリカであったということが分かって、目が覚めた。

これは、超巨大な「ロス疑惑」である。

悪者にされたのは、ドイツと日本である。

未だに両者は世界の問題児扱いされている。

今の国連体制では、永遠にこの2カ国は敵国としてスケープゴートにされるだろう。

真の悪者は、ドイツと日本をはめて、罪をなすりつけた、アメリカ、イギリス、中国、そして、ソ連にある。

いや、国が問題ではない。なぜならば、これらの国民も全員騙されていたからだ。

第1次、第2次大戦とも、アメリカ国民は戦争なってまっぴらごめんだった。

彼らを戦争に引きずり込むために巧妙な仕掛けが組まれた。

ドイツ・日本を侵略者として位置付けるという。

両国にスパイと暴れ者が送り込まれ、政権を侵略のほうにいざなった。

政府が望んでもいなかった日中戦争開始、満州国建国と、ずるずる引きずり込まれた。

リットン調査団によって侵略と断定され、国際連盟から半ば強制排除。国際的立場を失い、侵略国のレッテルを貼られ、世界を敵に回すはめに陥った。

よく「国民だって侵略の旗振りをやったではないか」という批判がある。

しかし、国民はどの国においてもほとんど背景知識がない。彼らは羊と同じで、リーダーが悪ければ容易に悪にいざなわれる。

総合的に考えると、日本は、あまりにもお坊ちゃんだった、ということだ。

世界の外交の舞台に出たのがあまりにも遅く、海千山千の連中に手玉にとられて、悪者にされ、原爆を落とされ、今もODAや国債購入と称して中国やアメリカからむしり取られている。

日本には、世界史を裏から見ることのできる賢い洞察力のある政治家が必要だ。

東大出た勉強のできる人間よりも、商売における交渉事で成功したタイプの知恵のある外務大臣、外交官が必要だ。

今の日本の政治家は、「いじめられっ子」である。

ちょっとつっつくと泣き出し、どんどん金をむしりとられ、しかも世間から悪者扱いされても文句を言わない。

政治家は中国やアメリカに文句を言え。ごねろ。

ごねないからやられる。

あんな小国である北朝鮮だって、持っているかどうか分からない核ミサイルをカードとして使って、大国アメリカから譲歩を引き出しているではないか。

日本は、政治家、マスコミ、社会のあらゆる部分にがん細胞を送られ、内部から崩されている。

中国は日本の属国化を狙っており、マスコミがそれを助けている。

本当に祖国を愛するなら、今立ち上がるべきではないか?

 

 

2008年3月30日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp