国の社会保障はそんなに得か?


社会保障を批判すると、「私は社会保障によって助けられてきた」という感想を持つ人がいるかもしれない。

だが、考えて欲しい。本当に社会保障によって利益を得られたのか?

社会保障制度がない場合とある場合でどちらが得か本当に計算したことがあるだろうか。

社会保障制度を維持するために、現在政府は50%以上の税金を取って、それでも財政破綻している。

この我々が本来ならば所有できるはずの50%を手元に残しておき、病気やけがなどになった場合に、それで治療費を出すことにした場合、もしくは、そのお金で民間保険に入り、保険金で治療費をまかなった場合、はたして政府に保障してもらった額よりも低くなるだろうか。

おそらくならないだろう。

なぜならば、社会保障の場合には、その制度を維持するため、もしくは、その制度に寄生する様々な政府系団体を維持するために、余計にお金を払わなければならないからだ。

つまり、国に社会保障をやらせると、「公務員の人件費」というそれほど費用効果的ではないところにお金を使わなければならなくなるということだ。

税金を例えば10%未満にし、自分の手元に自分が稼いだお金の90%を残して、自己責任において病気治療、介護などすれば、「公務員の人件費」というそれほど費用効果的ではないところにお金を使う必要がないので、総合的に見れば安上がりになるだろう。

お分かりだろうか。

社会保障によって恩恵を受けていると考える前に、社会保障でない方法よりも本当に恩恵があるのか、ということを調べてみよう。

 

 

2007年4月25日

 

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