東アジア共同体構想を潰せ



「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうとそんなことはどうでももよい。」

マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド

通貨発行権を誰が握るのか。握った者がその国の支配者だ。

ドルが基軸通貨の役割を果たすようになり、金とドルの交換停止を宣言してから、アメリカは紙切れを金に変える術を手に入れた。

どんなに紙幣を刷っても、貿易決済で各国が必要とすれば、ドルの価値は下がらない。

今、あまりにも供給量が過剰になり、また、米国経済が弱くなったことから、ドルの価値が下がり、基軸通貨の要件を満たすことができなくなった。

東アジア共同体なるものができたあかつきには、どこの国のお金が基軸通貨になるのか、が問題だ。

紙幣発行権は、支配権そのものなのだから。

金本位制でない状況で、ある国の紙幣を基軸通貨にしたら、その国が他の国々を支配することになる。

だから、東アジア共同体というものにおいて、中国に主導権をとられたならば、日本はそこに加入すべきではないのだ。

むしりとられるだけだ。

今の力関係を見ると、東アジア共同体が日本中心で形成されるとは絶対に思えない。おそらくリーダーは中国だろう。

ならば、潰すことだ。

国民は鳩山政権にNOをつきつけよ。

そうしないと、中国の属国になるぞ。

 

 

2009年10月27日

 

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