神に選ばれた日本の使命


(1)
安倍さんが、最近気力を取り戻し、再登板を目指しているとある政治評論家が述べていた。

どこかの山に登ったところ、道ですれ違った人々から「頑張ってください。応援しています」と声をかけられたことから、自分の人気もまだまだだと思ったという。

どこまでKY(空気が読めない)なんだ????

根性が太いというよりも、何か足りないんじゃない?

ネジ外れてない?

(2)
どの業界でも優秀な人間は、繊細だ。

実行力があっても、繊細じゃなきゃ、人々の期待にこたえられない。

かゆいところに手が届かない人間は、どの分野でもダメ。

お笑い芸人という職業において致命的なのは、笑いのツボが分かっていないこと。

どこで人間が笑うか研究していない。

よくお笑い芸人は、バカと誤解されるという。普通の人から見れば、バカな振る舞いをしているからバカに見えるのかもしれない。

しかし、人を笑わせるくらい難しいことはこの世に存在しない。笑いは、微妙な感情のずれにおいて起こる。その繊細なずれをいかに突くことができるか。

芸能界では、ドラマの役者よりも、お笑い芸人のほうが格下に見られるというが、売れている役者と売れている芸人と比べれば、売れている芸人のほうが数倍頭がよい。よくなければ絶対に生き残れない。

(3)
芸能、音楽、美術などの特殊な技能を必要とする職業で成功するには、技能だけでなく、天才が必要である。

ショパンの曲を巧みに弾けても、プロとしては売れない。プロとして売れるには、テクニックだけではなく、味が必要だ。味とは、その人にしか出せない、人の心を動かす魅力。

その味は、努力して出せるようなものではない。

すべての人間にはその人なりの味がある。

プロとしてやっていける人は、その持っている味が、「多数の人」に支持される人であり、売れない人は、それが「少数の人」もしくは誰にも支持されない人である。

成功と不成功の違いは、たまたま自分の持っているものが大衆に受け入れられるかどうかの違いでしかない。

だから、売れるか売れないかは、自分の目から見れば、完全な「運」である。

売れるように生まれたかどうか?である。

この違いは決定的であり、私が観察する限り、才能がない人はどんなに頑張っても芸能界で生き残れない。

だから、自分がそれに向いているか早めに判断して、進路を選択すべきだ。ずるずる自分のポリシーにこだわって無駄な時間を費やすべきではないと思う。

(4)
日本のアニメや漫画や音楽が急速に世界で受け入れられている。

アニメや漫画に関しては、手塚治虫のおかげである。

彼のような超天才が日本に生まれてくれたおかげである。

天才が神によって選ばれるのと同じように、手塚治虫が生まれた日本という国は神によって選ばれている。

世界に影響を与える国として選ばれているということは、「普通の国ではない」ということであり、「何らかの大きな使命を与えられている国」ということである。

これからますます日本の影響は世界において大きくなるだろう。

この力を善のために用いれば日本は繁栄するが、悪のために用いれば衰退、滅亡するだろう。

 

 

2007年12月27日

 

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