手遅れにならないうちにこっちに来たら?


今の教会が「再臨」「再臨」、「終末」「終末」と叫んでいるのはまったく根拠のないこと。

根拠と呼べるものを提示できないから、いきおい我々に対して当て逃げして雲隠れ。

誰一人として、真面目に議論する者はいない。

反キリストの世界支配だの、大患難時代だの、ディスペンセーショナリズムのプレ・ミレは、19世紀のはじめにカトリックのイエズス会の神父が作り出した教説。

それを、しまいには教会から破門された大衆伝道者が大衆に伝えたことに端を発する。

こんなインチキ教理に世界中のクリスチャンが騙されて、「反キリストはいつ登場するか?」「ヨーロッパ共同体はどうなる?」「ロシアは南下するか?」なんてことまじめに議論している。

一度素になって考えてみなさい。

進化論もプレ・ミレ終末論も、マインドコントロールの被害者に残されているのは、原点回帰しかない。

「ホントに偶然によるDNA配列ミスが積み重なることによってアメーバが人間にまで進化するか?」

「ホントに大患難時代がある?それは聖書のどこに書いてある?」

こういった基礎的な疑問を素通りしているから、誤謬に誤謬が積み重なって壮大なウソの体系ができるのだ。

壮大なウソの体系は、土台から末端までウソで塗り固められているから、信者は議論することを嫌う。

突っつかれることを恐れる。

だから、当て逃げしかできないんだ。放言して終わりの、実に不誠実な人間しか残らない。

みんな真理を愛する人々は、早々に引き上げて、まともな教説を信じ始めているぞ。

手遅れにならないうちにこっちに来たら?

 

 

2004年10月20日

 

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