この大統領はあと4年のうちに何をやらかすのか?


福音派のクリスチャンと話していて非常に奇妙に感じるのは、あれだけのことをやらかしたブッシュ大統領に対して少しも危険視していないと感じることである。

あの大統領が世界一危険で軽薄な人間である証拠はそれこそ吐いて捨てるほどある。

たとえば、このサイトで何度も触れたように、世界貿易センターの所有者であるラリー・シルバースタインの証言(「第7ビルは制御倒壊した」)一つからでも、911事件があらかじめ計画されたものであり、ブッシュ大統領を含めて政府のトップが仕組んだ壮大な陰謀であることは明らかである。

それにもかかわらず、私が話した福音派のクリスチャンは彼の正体を見ることができない。いや、見たくないと思っている。

それに対して、世界の一般の人々は、ブッシュ大統領が世界の平和に対して大きな脅威であると考えている。

BBCワールド・サービス世論調査が、アフリカやラテン・アメリカ、北米、アジア、ヨーロッパの22,000人に対して実行した調査によれば、58%の人が米国大統領ジョージ・ブッシュが「[世界の]平和と安全に対して悪い影響を及ぼすだろう」と考えている。

彼は、就任演説の中において、「世界に自由を広めるつもりだ」と述べていた。

ナンセンス。自国において、裁判もへず、弁護士の接見も許さずに軍の収容施設に容疑者を拘束しておいて、何が「自由」だ?!

「自由を広めるために」こんどはイランをやるのか?

ネオコンの最終目的はイランである。アフガニスタンやイラクはワンステップに過ぎない。これは、秘密の文書においてではなく、公表された目標だ。そして、彼らは、「ブッシュは我々の思惑どおり行動してくれている」とはっきりと語っている。

これだけはっきりとしたメッセージがありながら、なぜ福音派のクリスチャンは目をつぶるのか?

もう相当堕落しているとしか思えない。堕落して正当な話に耳を傾けることができなくなっているとしか考えられない。

福音派の中で、まだ真実に耳を傾ける用意のある人がいて、もし今のアメリカ政権の正体を知りたいならば、インターネットを見なさい。マスコミの情報だけからじゃ分からない。重要な情報はほとんど紹介されないから。

そして、この邪悪な大統領がこれから後4年間に何をやらかすか、これらの情報から推測してみよう。

アメリカ中枢部の人間にはちゃんと計画があって、それは、世界を自由にする計画ではなく、逆に世界の主要なエネルギー生産地を占有するというものであることを知るならば、「ブッシュはよくやっている。世界を圧制から解放するために闘っているクリスチャンの大統領だ」なんて口が裂けても言えないということが分かるだろう。

 

 

2005年1月23日

 

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