ルール違反者を追い出せ!
先ほどドイツの友人から電話があった。
道を歩いていると、小学生の女の子が東洋人をバカにする態度を取ったという。
そこで、きつくしかると、反抗した。
今度こういうことをしたら殴るからな、と言ったら、隣の女の子が「暴力はいけない!」と言った。
彼が「あなたは私に対して言葉の暴力をしたのだから、暴力で返されてもしかたがない」というと、その女の子はわかったと言った。
ドイツでも大人が子供に正面から向き合わないという。
日本でももうそういった教育ができない状況にある。
そして、向き合うと、「狭量だ。大人げない。」という。
とんでもない!
大人は子供がルール違反したら、寛容であってはならない。
狭量に振舞え!ルール違反した人間をとっちめろ!
そのドイツの友人は現在、大学で古典語を教えている。
試験のときに、中国人の学生2人がカンニングした。
そこで試験中止すると、中国人は「もうやらないから許して」と懇願した。
しかし、彼は「今許しても、あなたはまた繰り返すから。あなたのためにもなる」と言って許さなかった。
中国ではかつて「カンニングは罪ではない。なぜならば知識を他人と共有することだから。」という議論があった。
共産主義の国では、知的・物的を問わず所有権に関して道徳がズタズタに破壊されていることが多い。
中国人に関して、カンニングの問題は、普遍的だそうだ。
こんな国がどうして生き残れるか?
思想がおかしければ、行動がおかしくなる。
今の日本は、大人や権威者が、子供や権威の下にある人間に対してまっこうから対峙してこなかったから、秩序が崩壊している。
ニートの問題もそうだ。
何に対してもやる気が起きない。起きなければ、食っていけないはずなのに、親がそいつを助けるものだから、のうのうと生き延びる。
こんな「裁きを回避した化け物」が60万人もいるという。
そんなバカ息子、バカ娘を持つ親に勧告する!
そいつらを放り出せ!尻をけっとばして、玄関から追い出せ!
罪人のかたを持てば、あんたも同罪だ。
寛容というのは、「やる気」のある人間に示すものだ。
やる気のないやつは飯を食う資格がない。
権威を敬うつもりがない人間に、秩序の中に入れる資格を与えるな!
そんなやつらは追い出せ!
2005年5月28日
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