コロンブスの航海の宗教的な目的
ゲルハルド・フォーク博士の「コロンブスとユダヤ人」は興味深いエッセイである。
コロンブスは、ルイス・デ・トーレスというヘブル語のできるユダヤ人を航海に同行させていた。その目的は、彼の旅の主な目的が、失われたイスラエル十部族を探すことにあったからだ、と。
コロンブスは、イスラエル十部族の居場所をジパングに求めていた。
現在のバハマ・グアナハニ島に1492年10月12日に着いた彼は次のように述べた。
「…しかし、私はここでぐずぐずしてはいられない。なによりも、私はジパングを発見したいのだから。」(Voyage of Columbus)
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/01161/contents/019.htm
一般の書物や教科書では、コロンブスの目的が金や領土の獲得にあったと記されているが、十部族探しという宗教的な理由もあったのだ。
「コロンブスとユダヤ人」 by ゲルハルド・フォーク博士
コロンブスと日本
2005年5月31日
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