本物を見分ける人間とだけ付き合えばいい
若いころ(今も若いと思っているが)、年配者から「聖書の勉強ばかりすると頭でっかちになってバランスが悪い」と言われたものだ。
しかし、今になって思う。勉強していてよかったと。
年を経るごとに確信が強くなる。
神は私に次から次へといろんなことを教えてくださった。
それは、書物だけの知識というよりも実体験で教えてくださった。
実体験が書物に向かわせ、書物が実体験に向かわせた。
このようにして今でも信仰を保ち、進んで神の国のために働いている。
これが結果だ。
「遊び中心の学生会」をモットーにしていた学生たちは、今信仰を失っている。
私が主催した弟子訓練グループで信仰から落ちた人は一人もいない。
いやむしろ強いクリスチャンになった。子供が6〜7人もいる大家族を形成している人もいる。
それに比べてどうだろうか。
当時、ポスト・ミレを嫌い、プレ・ミレを選択した福音派の教会。
最近も、韓国人の牧師がセクハラで訴えられた。
あの牧師は私の教会で定期的に集会を持ち教えていた。
私の印象。「方向性がない」。
思想たるもの、方向性が必要だ。過去・現在・未来を明確に示すことができなければならない。
1.我々の教えの歴史は何か。
2.我々の現在の立場は何か。
3.我々の未来はどうなるのか。
人々に向かって「我々人間は過去罪の奴隷でした。しかし、今、我々はキリストにあって王です。そして、将来、世界は我々のものになります。」ということができる。
共産主義者が何を言っても神がいないのだから何の保証もない。
「発展段階にしたがって、将来共産主義の理想郷ができる」といくらいっても、誰が保証するのか。
我々には、全能の神がいらっしゃる。
だから、我々の計画は確実なのだ。
我々が自分勝手に何かを述べても意味はない。
しかし、聖書が述べていることは絶対だ。
だから、我々が聖書に基づいて「世界は我々のものになる」と宣言すれば、それは、絶対にそのようになる。
このようなポスト・ミレの信仰を持たないキリスト教各派の未来は絶望的だ。
なぜ?
自殺思想だから。
「我々がどんなに努力しても、反キリストが世界を支配し、大迫害の時代がやってくるでしょう。そして、教会がなしたすべての業は彼によって滅ぼされます。」
こんな教えを聞いて、誰が希望をもてますか?
誰が確信を持って「世界を変えよう」と叫びますか?
ポスト・ミレの信仰を持てば、我々は「世の人が何億人別のことを考えていても関係ない。神が助けてくださるなら、私一人で大丈夫。」と自信を持っていえる。
人間なんて関係ない。
本当に関係ない。
人間に頼ると、サタンが必ず働く。
だから、一人でやるべきだ。
組織に頼るな。
神に依存して、自分が神に教えられたことを一番実行しやすい環境を作れ。
金は後からついてくる。
妥協しなければやっていけない人生ってもったいない。
何にも邪魔されずに自由にものを語れる環境を作るべきだ。
最終的にこのHPの立場が世界で勝利する。
最後に笑うのは、我々だ。
大器晩成。器の小さいやつは「現在」を見て評価するだろう。本物を見分ける人間は「可能性」を見る。
そういう人間とだけ付き合えばいいのだ。
2009年10月30日
ツイート
ホーム