犠牲を払わないで栄光は勝ち取れない


先日、日猶同祖論について尋ね、我々の活動について理解しかけていた人が、突然態度を変化させ、応答がなくなった。

「またか」と思った。

電話したK氏によると、どうやら家族に事故か何かが起こったという。電話の向こうから動揺が伝わってきたという。

福音が働くところに、必ずサタンも働く。

「種まきのたとえ」で、サタンは、カラスにたとえられている。福音の種が蒔かれると、すぐにさらって行ってしまう。

福音はもはやその人のうちには残らない。

K氏が先日電話しても、しらけムードだという。

サタンは、聖霊による働きが拡大することを嫌っている。

だから、「脅し」をかける。変なことが起きることが多い。

不思議なことに、一時期、私が訪問する教会ではその週のうちに変わった事件が起きた。

ボヤ騒ぎがあったり、牧師が片目の視力を大幅に失ったり、交通事故で危うく命を失いそうになったり、…。

恐らく、福音を妨害するためにサタンが脅迫しているのだろうと思う。

今、サタンは日本をはじめ世界において彼の帝国をがっちりと完成させつつある。

ヒューマニズムという名前のサタン教を全世界にはびこらせ、キリスト教の力を殺いできた。

19世紀のロシアの記録を見ると、農民はほとんどがクリスチャンだった。みな日曜日に教会に通っていた。

しかし、ロシア革命によって、人々はほとんどが無神論者になり、信仰を失った。

今ではロシアも日本と変わらない無宗教国家となった。

状況はイギリスやドイツでも同じである。

サタンは、世界から神を追い出そうとしている。

しかし、神はサタンの陰謀に負ける方ではない。むしろ、神はサタンの計略すらも利用して、ご自分の計画を実現される。

今、このHPの文章を読んでいる方々にお願いする。けっしておびえないで欲しい。

あなたは、ここの文章を読みはじめてから、世界でもっとも激烈な最前線の霊の戦いの中に入ったのである。

サタンは脅しをかけてくるかもしれない。でもひるまないで欲しい。

私も足を引っ張られる状態が長い間続いた。

貧乏霊というものがついているとしか思えないようなことが何度も何度も起きた。仕事が決まらない。横取りされる。やっても支払われない。時間ばかりかかって収入にならない仕事ばかりくる。…

しかし、サタンができるのは、単なる脅かしである。神は我々の命にまでは手を触れないようにサタンに命令された。

少しの患難はあるだろう。しかし、それは、天において計り知れない栄光に変わることを覚えて欲しい。

「今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。」(2コリント4・17)

スポーツ選手を見れば分かるように、犠牲を払わないで栄光は勝ち取ることができない。

くじけない頑強な心を養う以外に、約束の栄冠は勝ち取れない。

 

 

2005年6月9日

 

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