アメリカをポルノ大国にし、家庭崩壊に導き、人々からキリスト教道徳を奪う主要な役割を果たしたのは、『プレイボーイ』誌である。
この雑誌の発行前と発行後に、アメリカ人男性の理想像は変わった。
以前は、「家庭を導き、家族を養うこと」にあったが、プレイボーイ以降、次のような価値観に変わった。
「彼は、外見・・・にこだわり、機会があれば、できるだけ多くセックスをしたいと思っている。セックスパートナーを選ぶ主な基準は、外見である。彼はナルシストであり、何かに感情的にとらわれることを嫌う。特定の女性を持つと拘束され、子供を生むと負担になると考えている。」
1972年に、大学生の4分の3が男性らしさの基準をプレイボーイから学んでいた。
http://www.savethemales.ca/000165.html
1953年ヒュー・ヘフナーにこの雑誌を発行させるきっかけとなったのは、『キンゼーレポート』(1948年)である。
キンゼーレポートは、今日のアメリカにおける主要なセックス観―つまり、フリーセックス―を形成した。
このレポートによれば、「異常な性的行動があまりにも一般化しているため、それはもはや異常と呼ぶべきではない」という。アメリカ人男性の10%がゲイであるとした(実際は2%)。
インディアナ大学動物学者であったアルフレッド・キンゼーは、保守的な家庭人を装っていたが、心理学者のジュディス・ライスマン博士によると、彼自身同性愛者であり、『キンゼー・レポート』は偽書であった。
事実、彼は男性学生を誘惑していたし、妻と知り合いをホームメイドのポルノ映画に出演させた。子供に性的な欲求があることを証明するために、知り合いの小児性愛者とともに2000人の子供を虐待し、ナチスの強制収容所で行われた実験のデータを利用した(Judith Reisman, Kinsey: Crimes and Consequences, 1998, p.312)。
ライスマン博士はこう結論した。
「学校において教えられ、大衆芸術、法律、公共政策に現れているアメリカの好色病理は、主に、キンゼーチーム自体が持っていた性的病理の反映である。」
キンゼーの目標は、(彼が考える)ユダヤ・キリスト教の狭量な生殖本位の性を、「なんでもあり」の同性愛・両性愛・小児性愛者の天国に変えることにあった(Reisman, Crafting Gay Children: An Inquiry, p.4)。
彼は、タイムズ・スクエアにおいて実験対象を探した。彼が選んだサンプルの25%以上は、売春婦、性犯罪者を含む刑務所経験者であった。
キンゼーは若くして亡くなったが、その原因は、インポテンツ及び自己切断と関連する病気(睾丸炎、Reisman p. 278)であった。
ヒュー・ヘフナーは、こう述べた。
「『キンゼー・レポート』は、主にメディアを通じて、巨大な性的覚醒を作り出した」(Reisman, Kinsey, p.307)。
ヘンリー・メイコウ博士によると、「これは、エリートたちが、メディアを利用して社会変革を調整していることを示している」。
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あたかも救世主のように、プレイボーイは、フリー・セックスの福音をアメリカ人男性に伝えた。1950年代から60年代当時、彼らはまだセックスを結婚の中に留めていた。
プレイボーイ(そして、すべてのポルノ業者)の目的は、男性を幻想の中に浸すことであった。そのため、彼らは、結婚の中に本当の満足があるということに気づかないように仕向けた。
「プレイボーイは、男子大学生の『女性と家庭に対する責任』という恐怖を利用した最初の雑誌であった。プレイボーイは、一夫一婦制の異性愛に代わる信頼できる快適な代替物として売り出された」(Judith Reisman, "Soft Porn Plays Hardball," p 47)
キンゼーレポートに金を出したのは、ロックフェラー財団であった。
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ロックフェラーによる家庭破壊作戦は、キンゼーを通してアメリカ及び世界中で成功しつつある。