TBSのブッシュ大統領に関する番組について
いい番組だった。
しかし、評論家宮崎哲弥の発言には賛同しかねる。
宮崎は、陰謀論を政治論議の中に入れるべきではないと激怒したそうだが、この世界政治は陰謀で成立している。
政府の表向きの発表とかを真に受けて世界政治を語れるか?
そもそも、CIAそのものが陰謀を扱うための正式な機関として設立されているじゃないか。アメリカには公表されていない秘密の世界戦略がある。
ネオコンのやりたいことはPNACのホームページでちゃんと公表されている。そして、ブッシュはネオコンの言うとおりに行動しているとネオコン自身(パール)が言っている。
国民の多数派の意見とは異なるところで政治がどんどん動いて、みんなが反対し、一般国民も世界の人々もやりたくもない、おかしな戦争を始めたのが、なぜなのか?というところで、こういった番組が生まれたのではないか。
もし、アメリカがちゃんと民意を反映して政治を行なっているならば、筑紫さんもこれほど声を大にしてブッシュ大統領の実態を暴きはしないはずだ。
こういった陰謀を一蹴して内容を吟味もせずに、アメリカの公式見解を鵜呑みにするような似非評論家はこういった番組にとってマイナス因子にしかならない。
ちなみに、スカル・アンド・ボーンズなど秘密結社は、アメリカの中において、一つの互助サークルのようなものとして様々なものがある。友愛会と呼ばれるこのようなサークルの中で、スカル・アンド・ボーンズはアメリカの政財界を動かす巨人を多数輩出している。
日本でもそうだが、アメリカの政治もコネは非常に重要だ。アメリカの裏面にこのようなコネ社会は強烈に作用しているということを公共の電波で広く知らしめたTBSの姿勢には大きな拍手を送りたい。
2005年1月26日
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