十字架のペンダント


<Q>
お返事を頂き ありがとうございました。
先生の解説を読ませて頂くと
疑問が氷解して すっきりした気持ちになれます。

ところで 最近注意して見ていると
多くの人が 十字架のネックレスや 刺青をしています。
職場にも財布にイエス様の絵を入れている人がいます。
こういったものを持っていたり身につけていたりすると
やっぱり なにか 効果があるのでしょうか?
先生は 十字架のペンダントをなさっているのでしょうか…?


<A>
ものそのものに何かの霊的効果、ご利益があるとすることは、魔術であり、偶像礼拝になります。

この世界に働いている因果律は、自然法則と、律法遵守→祝福、律法違反→のろいという霊的法則だけであり、何らかの数字、たとえば、4とか13などが縁起が悪い、とか、何らかのお守りをつけていると運が開けるといったものは、「自然法則と聖書が教える霊的法則以外にも我々の幸不幸を決定するものがある」という占いと同じ思想から出ています。

このような迷信が悪魔的なのは、神の支配領域を限定するからです。この世界を神が統治しない領域が存在するとし、神を部分的に追い出す思想だからです。

この世界は神が徹底的に支配しておられ、神の意志によらずに起こることはいっさいないというのが聖書の教えであり、それゆえ、迷信、占い、風水、おまじない、魔術、姓名判断はことごとく異教的であり、悪魔的です。

それゆえ、ファッション以外の目的で十字架などを身に着けることは禁じられています。

刺青については、神は御民が刺青をすることを禁止されました。
なぜならば、それは「しみ」や「きず」だったからです。
犠牲の動物にはしみやきずがあってはならなかったように、神の似姿となるべき契約の民も一点のしみもきずもあってはならない。
だから、クリスチャンも刺青をすることは望ましくない。
クリスチャンは、できるだけ生まれたときに与えられたものを保持すべきです。

日本人が伝統的に、刺青や整形、歯列矯正などを罪悪視するのは、「神から与えられた体をいじってはならない」という聖書の教えが根付いているからではないかと思います。

 

 

2009年8月3日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp