日本人が取り残されないために
久しぶりにハーザー誌を読んだ。
その中の論者(富岡幸一郎氏)の発言に、「日本では非常に重要な書物が訳されておらず、そのため人々が正統主義を本当には正しく理解しておらず、バルトを無防備に受け入れている」と感じた。
なぜ神は、サタンが異端や異教に巨額の投資をするのを許され、正統主義がど貧乏になることを許されるのだろうか。
時なのだ。すべて時なのだ。
正統主義の翻訳をまかせても大丈夫な優秀な翻訳者が一人いる。私は、さらに多くの翻訳者を探して、彼らに、英語で出版されている無数の良書を翻訳していただく計画を立てている。
そのためには資金が必要だ。
しかし、残念なことに、(クリスチャンの絶対数が少ないということはもちろんのこと)これらの良書が翻訳されていないために、正統主義の復活に意欲を持つ人々が日本には非常に少ない。
だから自分で稼ぐしかないのだ。
となれば、自分の研究もできないが、仕方がない。神がこのような制限を私に加えて、働きが遅々として進まないことを認めておられるのだ。
今ものすごい勢いで進展しつつあるアメリカにおけるキリスト教正統主義の再建の恩恵から、日本人は取り残されようとしている。英語ができる国民(フィリピン人には再建主義者がけっこういる)だけが恵まれる状況はなんとしても残念だ。
主が日本人をあわれんでくださるように。
2005年7月10日
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