真の敵を見抜け


陰謀論を学ぶとどうしても反ユダヤになる。

なぜならば、ユダヤ人の世界支配の野望が見え隠れするからだ。中心にいる人々は、ユダヤ教からこの思想を得ていると受け取られている。

しかし、ロスチャイルドが採用したのは、サバタイ派というユダヤ教から異端とされた派の教えである。

シオン議定書は、矛盾したことが書いてある。一方で神を説きながら、他方で自らを神としている。

サバタイ派は、「偽装したユダヤ教徒」である。

グローバリストたちは、悪事を為すとき、異なる姿でそれを行う。

あるときは、ユダヤ教、あるときは、クリスチャン、福音派、またあるときは、日本人、ドイツ人、イラク人、アフガニスタン人、アラブ人、イスラム教徒、アメリカ人・・・

これらの人々は、世間の人々から罪をなすりつけられてえらい目にあう。

宗教戦争としてAPIとか国際的な報道機関を通じて流される地域紛争も、彼らが「宗教」を貶めるために行っているものである。

人々は、「宗教こそが悪だ。宗教など信じないほうがよい」ということになる。

キリスト教徒同士の紛争と呼ばれるアイルランド紛争の内容を実際に見てみよう。

殺し合いをやっている。プロテスタントとカトリックの間のテロの応酬である。

彼らはプロテスタントでもカトリックでもない。

「人を殺す者は御国を相続することは絶対にない」と聖書にあるからだ。

教会の中に殺人者がいるならば、教会は彼を追い出さねばならない。

追い出さない教会は、教会自身キリストの権威を失うから滅びる。

だから、テロリストをかかえたキリスト教などありえないのだ。

しかし、グローバリストの野望とは、人々を宗教離れにさせることにある。

我々は、これが彼らの情報操作による陰謀であることを見るべきだ。

オウム事件も同じだ。

幸い、日本人は仏教に対して知識があるから、「仏教徒がそんなことをするはずがない」と分かる。

しかし、キリスト教は、日常生活から遠いところにあるので、「クリスチャンってこんなことをするのか?」と思うだろう。

ブッシュ大統領がイラク戦争をやったせいで、日本における伝道が非常にやりづらくなった。

これは世界においても同様だろう。

我々、再建主義という形で行っている宣教も大きな被害を被った。

よく調べもしないで表面だけを見る悪意のある人々の風評を信じた人々が、我々がまるでイラク戦争に加担したかのように言いふらしている。

ラッシュドゥーニーの機関カルケドンは、最初から宗教右派を批判し続けてきた。

我々も、ディスペンセーショナリストに支配されている宗教右派のイラク戦争賛成の姿勢を批判し続けてきた。

しかし、世間に流れた噂では、再建主義者も賛成したことになっている。

今ユーチューブなどで、日本の戦争犯罪行為や捕鯨活動をえさにした反日プロパガンダを見ても分かるように、彼らのやり方はトンチンカンである。

知識のない人々には通用しても、深い知識を得ている人々、批判されている当事者から見ればこっけいである。

いくら731部隊について批判されても、平和国家となった日本に住む我々にとってそれはいかなる関係もない。

731部隊の悪行を紹介されて、憎悪の対象とさせられることが日本人にとっていかに理不尽であるかが分かれば、キリスト教徒にとって反キリスト教批判がいかに的外れであるかお分かりだろう。

つまり、幻想で批判されても、謝罪しようもないし、訂正しようもないのだ。

「キリスト教原理主義は、イラク戦争を止めろ」と言われても、少なくとも我々の間では当のキリスト教原理主義なるものが存在しないばかりではなく、もしそれがキリスト教ファンダメンタリズムを意味するものであっても、ファンダメンタリズムは聖書を至高の権威とするわけだから、戦争を肯定するはずがないのだ。

ファンダメンタリズムを名乗って、イラク戦争に賛同した人々は、聖書と矛盾したことを行った。

戦争に賛同して、人を殺すことに賛同したファンダメンタリズムの人々は、除名処分に値する。

彼らはクリスチャンではない。

十戒を破った。

これによって、キリスト教やファンダメンタリズムの顔に泥を塗った。

知識がなく惑わされた一般信徒は百歩譲って罪が軽いとしても、神学校の教授や牧師たちは、騙されたではすまない。

我々は、あらかじめ日本のクリスチャンに対してだけではなく、アメリカのクリスチャンに対してもイラク戦争に反対するように警告した。

今後、この失敗を繰り返さないためにも、陰謀をたくらむ連中がいるから注意するようにしないといけない。

彼らは、罪にいざなっておいて、責任を取らない。彼らは影に隠れているから、やった責任は、すべてやった人々がかぶることになる。

ロシアのポグロムにおいて、ロシア人農民が標的となった。彼らの間に扇動者が送られ、反ユダヤ暴動をけしかけられた。

「皇帝からユダヤ人の家屋を襲えとの命令が出た」とのデマを信じた。

結果は、そのデマゴーグが負うのではなく、ロシア人の農民たちが負った。

彼らは、ユダヤ人迫害者の汚名を着た。しかも、大量虐殺を行ったと歴史に残った。実際はそんなことなかったのに。

イラク戦争と同じ構図なのだ。

911のテロと大量破壊兵器の所持の汚名を着せられ、戦争に巻き込まれたイラクの人々。

日本人よ。我々も同じ運命をたどったことに気づいてほしい。

日本は、日露戦争においてヤコブ・シフから金を借りてから、国際銀行家、グローバリストの計画にはまった。

亡国への道をたどらされた。

彼らはこれらのコースのすべてにおいて背後に隠れていたので、戦争や侵略をやった責任はすべて我々が負った。

軍規が厳しく、規律が正しいはずの日本軍が、中国において大量虐殺をしたということになっている。南京の人口が20万人しかいないところで、30万人殺したということになっている。

こんな馬鹿な話が世界中に広まっている。

日本が模範的な姿を世界に示そうと努力する一方で、小泉が靖国参拝を強行したために、世界で「日本は反省していない」という評判が定着してしまった。

こういった反日プロパガンダに対して外務省が無為無策のため、どんどん悪い噂が広まっている。

日本が救われているのは、アニメや家電製品、車など、企業の努力によって高い評判を得ているおかげだ。

おわかりだろうか。

グローバリストたちは、小泉を利用して日本を悪者にしようとしたのだ。

日中間の対立をあおっているのだ。

こういった邪悪な計画があることを理解しない限り、我々は騙されて悪行にいざなわれ、責任を取らされるという、操り人形の地位から脱することはできない。

真の敵を見抜け。

それは、隠れているが、真理を求めるならば、必ず見えてくる。

 

 

2008年12月7日

 

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